思えば2年前、プラネタリウム「メガスター」が関西にもある!と聞きつけて
娘を連れて行ったものの、館内の暗さに泣き出してしまい星を見る前に撤退、という
バリバリの寸止め感を味わったもんですが、ようやく!見てまいりました。
今年のペルセウス座流星群は雨でオジャンになりましたし(笑)

2015-09-03 15.03.13

伊丹市立こども文化科学館。(公式サイトはこちら

しょっちゅう遊びに行っている伊丹スカイパークから歩いて5分ほどのここ。
必然的に車はスカイパークの駐車場に止める事になります。

平日の午前投影はほとんど幼稚園や小学校の貸切なので、15:30からの投影のみ
一般のお客さんが入れる様子。

2015-09-03 15.24.31

再び会えたメガスターII B Itami。
現在のプログラムは「流れ星を見に行こう!」というものでした。

さて、投影開始。
・・・・・・・やっぱり子供向け、というか大人には物足りない内容なのは
「こども文化科学館」だから仕方ないのだろうか・・・
ひょんたんとかへちまんというゆるキャラが出てきて
「土星の輪の正体はなーんだ?」とかクイズが始まってしまうのですよ。
これはちょっと(スペック厨の)おっさんにはツラい。

以前、ここの旧プラネタリウム機種の投影個数は8900個。
そして、現在のメガスターII B Itami(この施設専用のカスタマイズ品)は500万個という
ぶっちぎりの投影数にも関わらず、その性能をフルに発揮しているとは思えないのである。

ただ、2001年11月19日の「しし座流星雨」の再現は素晴らしい物がありました。
そうあの時は30歳。空を見てましたよええ、肩を並べてぼんやりと・・・(回想

この「こども文化科学館」は土曜日の最終投影(16:15から)の分は
「トワイライト投影」という大人向けのプログラムを展開しているようです。
http://business4.plala.or.jp/kodomo/pura_towairaito.html

このプログラムがどんなものか、をまた再び見に来なければと思っております。
あ、レギュラー投影の内容は小学4年以上ぐらいじゃないと面白くないかもです。
それなりに惑星などの知識ありきの内容だったので。

2015-09-03 15.11.41

メガスターの現在のフラッグシップ機である「Super MEGASTAR-II」の投影数は
なんと2200万個まで拡大しているとか。

大阪で一番メジャーだと思われる大阪市立科学館のプラネタリウムの
コニカミノルタプラネタリウム株式会社の「インフィニウム L-OSAKA」でさえ
たった9000個という投影数なのですよ。(あえて投影数を落としているとか

せっかくのメガスターのスペックをもっと活かすプログラムをやってほしいもんです。
今日のお客さんは10名にも満たない数でした。
大人400円という入場料では予算もなかなかツラいんでしょうけども、
このまま宝の持ち腐れではあまりにももったいなすぎますぜ。

午前2時、踏切に望遠鏡を担いでいかなくとも星が見れるプラネタリウム。
実は子供の頃から星空は大好きでしたけども、このメガスターは僕より一つ年上の
大平貴之さんがたった一人で作り上げたいわば「夢の結晶」。
そういう部分でも、ものすごく惹かれるものがあるんですよね(笑)

そういや、今年の冬のふたご座流星群は最高の条件みたいですな。
http://www.amro-net.jp/meteor-info/12_geminids_j.htm

12/14の未明はスケジュール空けとこう。
あ、ライブ入ってても帰りにそのまま行けばいいか(笑)
2分後に君が来なくとも、僕は行ってきます。