今年のお盆は仕事があり、こっちで一人居残り。
ただ本日1日だけはフルでお休みが取れそうだったので、PCの電源を切り表へ。

まずは家を出て北に走り、カメラマンの友人が前に教えてくれた京都亀岡発祥である
ダイコクバーガー(Webサイト)」さんへ向かう事に。

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ここでまずは昼食を。

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いわゆるモスバーガーみたいな「食べにくいバーガー」「手が汚れるバーガー」ですが
モスとは違う味付けに感服いたしました。
そしてメニューの多さに圧倒され、これは何度も通ってしまう価値ありです。
店内も天井が高く作られておりとても気分が良かったです。

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さて、ここを出てからの行動ですが。
本日はペルセウス座流星群の極大を迎える日。
上弦の月が0時には沈み、観測状況としてはとてもいい条件だったので
これを前回海に行った時に近くを通ったマキノ高原で見る事は決めておりました。

しかも今年の冬のふたご座流星群は満月と重なる上に極大が午後6時。
なのでどうしても今回のペルセウス座流星群は気合が入るってなもんです。

ただそれまでに日本海を回って海を見たいな、という希望がありまして
ここからのルートを調べてみてたのですが(もちろん有料道路を使うという思考なし)
国道162号線に出て山を突っ切ると小浜に出る、という事が判明。
ただし、地図上での山っぷりにちょいと勇気が出なくてですね。

なので国道477号線で京都を横断して国道367号線を北上するルートを選択。
・・・・これが後悔の元になるんですがね・・

まずは国道477号線に入ったのですが、これがもう笑えるほどの酷道!

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こんなん対向車来たら終わりじゃないですか。

一度もすれ違うこともなくなんとか京北地区にたどり着いたのだけど
ここの風景がとても良くて気に入りました。
町のあちこちに「早期バイパス建設を実現!」という看板を見ましたが
確かにメインである国道162号線経由だけではもったいない気がしました。

そしてこの地区を越えると鞍馬山に向かうあたりでまたも恐ろしい風景に。
全国的に有名だったと後で知る「百井別れ」を2回切り返しで体験した後は
まさに「地獄への道」とも言えるひどい道を・・・・

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離合なんて不可能。無理に行うと崖下に落ちるレベルのひどさでした。
後から国道で有名なサイト「国道を往く」を見ても堂々のレッドゾーンレベルの
国道477号線はやっぱりダテではありませんでしたね。

ヒイコラ言いながらようやく国道367号に出るとここがとてもいい風景。
「鯖街道」としてなぜ有名なのかが立ち並ぶ店の数でわかりました。
ここらで給油のため一旦、琵琶湖沿いにまで出て再び国道367号線に戻る。

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葛川市民センター駐車場からの風景。
ここら辺もとても良い風景で癒されました。
山沿いの国道とは言え、集落がずっと続くので走りにくさはゼロ。
さっきまでの国道477号線とは本当に大違いw
国道367号線はお気に入りの国道になりました。

そこからマキノ高原スキー場にたどり着いたのはちょうど16時ごろ。

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お盆という事でたくさんの人達がキャンプに訪れていました。
ここに日帰りでも入れる温泉施設があったのでここでひとっ風呂。

来たるべき夜に向けて、観測ポイントを探したりしながらうろうろする。

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少し南に下って琵琶湖沿いの道路を走ったりとか。
過去にライブをした事があるマキノビーチの前を通って色々思い出したりとか。

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そして22時過ぎからペルセウス座流星群が極大を迎える。
しかしまだ月が昇っていて空は若干明るい上に、スキー場は街灯が点灯しまくってて
天体観測するには圧倒的に不向きでした。

なので、車で近場に移動して田んぼの真ん中の農道に車を止めてそこで観測。
僕が流星群を観測しはじめてから圧倒的な数の流星を見ることが出来ました。

ひとつだけでしたが火球と呼ばれる尻尾が後をひいて残るレベルの物も観測できて
思わず声が出てしまいましたw

しかし田んぼの真ん中とは言え、やっぱり遠くに街灯があると
観測にはとても邪魔に思えるのですな・
真っ暗を望むとなると、それこそもう登山でもするしかないかとなるんですが
そこまでやる気はありません(笑)

なので、これからも近場でいいポイントを探す事を続けようと思います。
どうしても光害は都市部では発生するので、山間部になると思いますが。

1日だけですが、おっさん一人旅はまさに谷有り山有りという顛末になりました。
が、とてもいい夏の想い出になりました!

帰り道にiPodから偶然流れてきたのがスピッツの「渚」。

湖岸を走ってるその風景といやにマッチして改めて好きになりました。

水になって ずっと流れるよ
行きついたその場所が 最期だとしても

この曲、仮タイトルは「七夕」だったそうで。
星を見た帰りだったから余計にハマったのかもしれませんねw

今回の珍道中を地図にしたのがこちら。