ライブ明けで昼過ぎにぼーっと起きた僕に嫁さんが
「今日こういうのがあるらしい」と教えてくれたのが茨木市吹奏楽団の「クリスマスコンサート」。
会場も車で15分ぐらいの所だったので全員で出かけてみた。

会場に着いてみるとなんとステージ側も客席として開放されてました。

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という事は指揮者の人を正面に見れる、って事か。
迷わずステージ席に移動。

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これはなかなか体験出来ないアングル。

コンサートが始まるとやっぱり指揮者に目が行く。
こういうアングルで見ているとどういうわけか自分もギターで参加している気分に(笑)

もしギターで自分がこのアンサンブルに参加していたら、と思いながら
指揮者を見ていると、やっぱりすごく大事で難しいものなんだなとわかりました。
曲のアクセントや強弱などを身体全体で表現しているのを、
テレビで見たりしているぐらいでは「なんであんな大袈裟なんだろう」と
思ってましたが、自分も楽団の一員だという視点で見てるとアクセントとか付ける場所で
やっぱり自分の右手が強めにストロークしてしまうし、
ふわーっとした動きをされると、こっちもアルペジオかな?とか思ってしまうんですなw

ロック系をゴリゴリやってたらメリハリも強弱もクソもなく押し切る場合が多いし
またそれでも充分成り立つわけなんですが、クラシックはそうはいきません。

自分がやってるバンド形態には指揮者がいないわけですが、
それに位置するのが主旋律を取るパート、主にヴォーカルになります。
そのヴォーカルがどういう意図を持って旋律を奏でてるか、を感じ取るという意味が
今回のこの視点で見れた事によりとても明確になった気がします。
「よく歌を聴け」というのは恐らくこういう事だったのか、と。

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第二部はドラえもんの曲があったりクリスマス・スウィング・メドレーがあったり
とても楽しいコンサートでした。
こういうフリーコンサートに足を運ぶのもとても勉強になりますし、
なにより大編成の演奏はやっぱり聴いてて気持ちいいですわ。