本日は珍しく大阪でのライブでした。
16年前ぐらいが最後のライブだったような気がするけども、
オリジナル曲をやってたバンドがありその曲を小編成で、という依頼を請けての出演。

場所は九条のCafe Bar Jean。
前回、グループサウンズのバンドで出演したイベントと同じ主催者だそうで。

2016-05-22 14.24.17

16年も経つとさっすがに曲もほぼ覚えてないかなと思いつつ
届いた音源を久しぶりに聴いてみると、なんと自分がレコーディングした音源。
良くも悪くもあまり変わらない自分のプレイをコピーするという
なんともおかしな状況ではありますが、スピーカーから流しながら一緒に弾いてみると
これがまた不思議なもんで、次々とコードを思い出して勝手に手が動くんですわね。
そして、手前味噌ではありますが「なかなかええギター残せてるやん」とも(笑)
当時は自分のプレイを聴くなんて拷問に等しいものがありましたが
やっぱ年月というのはすべての基準を緩くしてしまうのかも知れません。

今回のライブは急にもう一人のギタリストが病気で参加出来なくなり
急遽ヘルプに頼んだ方が、自分が普段出ているオールディーズ系ライブハウスに
出演していた先輩という、なんとも面白い巡り合わせとなりました。

そもそも、このオリジナルバンドも元はといえば同級生のKey、テル氏に
連れられて参加したら、そこの人達がほぼ全員その世界の先輩だったという経緯。
打ち上げでは家族の方々も交えて、当時の笑い話をたくさん聞けたりして
自分がどうにか名前しか知らないような先輩を「あいつはなー」と
楽しそうに話しているのがとても不思議な感覚。

思えばいつも出演している京都ケントスも30周年。
自分が中学生の時に出来たお店にこうして自分を含めた歴代の人達が出演している事を思うと
それこそ色んな出来事があったんやろなあ。

今回の編成ではKeyのテル氏が不参加だったので、
オベーションとZOOM A3でPAに送っての音作りで挑みました。
前回のLISA&The Five Carats以来の使用になりましたが意図する音になってくれて
だいぶこの機材の使い方がわかってきました。
ほぼコードを弾き続けるというのが今回の役目でしたが、ある意味気楽でもあり
そしてリズムとテンポをキープする緊張感もあって勉強になりました。

またこういう機会が増えればなあ、と思います。