1/21(現地時間)にWindows10のイベントが開催されまして
Windows7以上のユーザーは無償でアップデート出来るなど、
今までとはちょっと違うぞマイクロソフトと思っていたんですけども
Windows10に搭載される新ブラウザ「Project Spartan」がなんと
Internet Explorerと共存する、という事が発表されて「ああ・・」と拍子抜け(笑)

Internet Explorer、Windows 10でも利用可能に(Spartanと併存)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1501/23/news055.html

この記事で見えるのはレンダリングエンジンが「Edge」という文字。

Project Spartanは、モダンWebを表示するための新しいレンダリングエンジン「Edge」と、レガシーなWebをサポートするためのIEと同じレンダリングエンジンを持ち、必要に応じて使い分けるという。

恐らく今までのIEと同じ「Trident」も搭載されると思うんですけども
その新しい「Edge」が果たしてどこまで「モダンWeb」に対応してくれるのかが鍵。

しかもその併存するIEにまでこのデュアルエンジンを搭載するなんて
それじゃなんでわざわざその新ブラウザを作るんだ、って話になりますが
これはIE限定Webブラウザベースのアプリ(Active Xコントロールなど)
とかを使ってる企業のために残さざるを得ないという事情なんでしょうな・・

Appleなら平気で切り捨ててそうな話ではありますが
Windows7以上を無償アップグレードするって事は、「乗り換えてもらってナンボ」と
マイクロソフトは思っているんだろうなあ。
という事はそこまでヒドイもんを出してくるとは思えない・・・んだけども。

さて、いざWindows10が発表されて出回りだした時、
初期画面にはどんな感じでブラウザのアイコンが並んでいるのかが非常に気になります。
必要な人だけIEをダウンロードさせるような仕様であれば
混乱を招かなくて済みそうな気がしてますが、それもこれも「Edge」の出来次第。

制作者としては楽しみでもあり、不安もいっぱいというこの新ブラウザ。
早いとこ触ってみたいもんです!