iPodにしても今のスマホにしてもストレージの中に存在する「その他」。
このザックリとした分け方がやね、またけっこうな容量になったりするのよ。

iPodも例えば80GBの容量のうち「その他」が10GBとかになるとさすがに腹立つ。
お前さえいなければもっと曲入れれるんや、と思いつつもiTunesから削除出来ません。
これに悩まされた&現在も悩まされてる人はけっこういるんじゃなかろうか。

これは現行のAndroid端末でも同じで「設定」から「内部共有ストレージ」で「その他」が存在します。
で、こいつはなんじゃいね?とタップするとこういうメッセージが出ます。

「その他」をタップした時に出る注意事項。

で、ファイルビューアーを起動するとストレージの中身がズラッと表示されるだけ。
要するに「その他」に分類されるファイル群が表示されるのではなくて全てのファイルを表示して「この中からお前が自分で探せや」と言われるのですな。
もちろん色々出回ってる「クリーン系アプリ」なんかではこういうのは検知してくれません。
そもそも「何のファイルかわからんから『その他』に分類したったんやで」というのがシステム側の言い分なのでしょうw

しかも大抵のファイルビューアーはフォルダの容量まで表示されないのでいちいち自分で一つ一つフォルダを開けて確認していかねばなりません。
もちろんビューアーの中には「容量の大きい物」順にソート出来るやつもありますが、大抵はフォルダサイズは無視されよるんですな。
これは今のWindows10でも同じ。

こんなもんいちいちやってられません。
なので一番イイのは「フォルダサイズも含めて視覚的にどこにデカいいらんモンがあるのか」が分かるアプリってこってす。

Androidで一番この手のヤツで使い勝手がよかったのは「Disk Usage」というアプリでした。
入手はこちらから

Disk Usageで内部ストレージを表示させた図。サイズがでかい物が大きく表示される。

これによると自分のスマホは「ダビマス」がそれなりの容量があるという事がわかります。
もちろんこれを削除するかどうかは自己責任になりますが「どれが一番デカいねん」っていうのを探し出すにはこいつが一番使いやすいと思います。

知人のスマホは「その他」がなんと9GBに達しており、このDisk Usageで見てみると
「パソコンからスマホに転送する」アプリにて全て内部ストレージに転送されており、しかもそれがmp3ファイルというどう考えても「音声ファイル」なのに「その他」分類されていた、というオチでした。
「音声」というカテゴリがOSにあるにも関わらず、使うアプリによっては「その他」に分類されてまうんですなあ。

何度も言いますが「勝手にその他を消してくれる」アプリではなくて
「その他の正体を突き止めるため」のアプリなので念の為。
こいつで見つけたファイルを消すとスマホが起動しなくなる可能性もあるのであくまで自己責任で。