それこそもう15年以上前になりますが、アラクニッドという所が出してる電子ダーツ「クリケットプロ800」を購入しておりました。
しかし、子供達が小さい内はさすがに危険という事でずっと押し入れの中に封印してまして。
もう子供らも分別ついたし、引っ越しの機会にちょっと設置したろかいねと。
さてせっかく設置したんだし、と子供らと遊んでいると反応しないセグメントがあるのを発見。
修理なんて受け付けてくれるんかな・・・と検索してみるもさすがに今はどこにも記載がない。
もちろん当時購入した時の代理店も撤退済み。
捨てるにはもったいないし、じゃあとりあえずは分解だ。
きっとそないにややこしい作りではなさそうな感じはしてました。
システム的にパソコンのキーボードみたいにメンブレン方式なんだろうな・・・と背面のビスを抜いて外してみると。
イエァ、ビンゴォ!
んじゃとりあえずアルコールでフキフキしてみたらいいんじゃないの、とやってみるもセグメント無反応のまま。
無反応のセグメントの部分のパターンを辿ってみると、どうやら基板に刺さってるシートの端とその隣の2箇所がアカンみたい。
シートを抜き差ししてみてもダメ。
そもそも通電しとんかいね?とテスターを持ち出して当ててみると通電していない様子。
こういうパターンって剥離ならともかく劣化なんかあんのかなあ、と思いつつ。
テスターあてる時に反応しないセグメントのスイッチ部分と基板の接続部分を直接つなぐとセグメントが反応。
そっかあ、じゃあこのシートだけでも輸入でもいいから入手出来んかなあ、と探してみた。
Aracnid社は存在するものの、家庭用ダーツボードは公式サイトから消え失せておりました。
今はもうゲーセンに置いてあるような機械しか作ってないみたい。
んじゃあ、もう直接バイパスしたったらええやんと。
車関連ではおなじみ、エーモンの4極カプラ。
これとリード線を使ってバイパス工事を試みる。
端と端から2つ目のコネクタから・・・・
ものっそアナログな方法でバイパス工事完了。
これで一応は遊べるようにはなったんやけども、他のセグメントもある日いきなり反応しなくなるわねきっと。
その際もこうして無理矢理バイパス工事したったらええか、と思いつつ、あれから15年経った今家庭用ダーツボードはどんなんなっとんやろと興味がわく。
なんと・・・・・今はスマホアプリとの連動になってるんか!しかもオンライン対戦まで!!
ある程度大きめのタブレットをボード下に配置したらええ感じやろなあ。
あれから15年やもんなそりゃそうよなあ、と思いつつ・・・
さっきまでリード線とガムテープでバキバキなアナログ方式配線してたのがなんか空しくなったのでした(笑)
この最新ソフトダーツボード、Dartslive 200sまあまあ安いやん。
このクリケットプロ800、確か当時5万近くした気がするぞ・・