ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

交換 ― AZR60G、ブレーキパッドをセルフ交換する

March 15 2020

車を走らせてる時、最近はあんまり音楽も聴かなくなってるが故に気付く事。
それは前輪あたりから聞こえるなにかがこすれるような音。
そしてそれはブレーキを踏んだら止まる。

ああ、もうこれは・・・・
疑うべきなのはブレーキパッド。
中古で購入して1年のこの車ですが、さすがに販売する際にはパッドまで替えてなかったようで(笑)

ブレーキパッド交換は過去にやってるので今回もパーツを購入。

ブレーキパッドをセルフ交換、そしてアップルパイに46本のロウソクを

同じような事書いてますわ、前回も。

実際にブレーキパッドを外してみるとやっぱりこういう状態でした。
ほぼ2mmも残ってないんちゃうかなこれ。

と、このようにピストンを戻すツールなどを使えるのは助かります。
これがないとまあまあ面倒くさいのよ。

以前は面倒くさくてやらなかったグリス塗布も今回はちゃんと行って交換完了。
高速運転時のジャダー発生もマシになるかな?と思ってましたが、これは別に原因があるみたいで。

うーん、ブレーキローターもそんなに高くないので一緒にやってしまえば良かったかなあと反省。

懸念 ― 罵り合っても仕方ないこんな状況下において

March 14 2020

例のコロナ関連で一足早い春休みが我が家に訪れてからバッタバタでしたが、何とかこれにも慣れてまいりました。
なんせ、この状況下においてどないするんが一番ってのが見えないおかげで、子供達に「ヒマや!」言われても「そうか!」としか言い返せないんでありますな。

よし、ではメシを作るの手伝ってくれ!ってばかりに長男に初の包丁経験させたりとか。
そんな事をしつつもそりゃ子供らは遊びに行きたいですわね・・・
仕事をしながらも子供らのストレスを発散させる事も色々と考えなければなりません。

ライブハウスでのコロナ感染、という事が報道されてからは自分も含めて音楽仲間も大変なようで。
自分も数本はイベント毎なくなったりして、急にマーヒーになったりしましたが、ああいう報道をされてしまうとそりゃみんな色々と考えますわね。
イベントをやる、やらないどちらにしても。
結局、今の段階ではどちらが正しいってわけでもありませんしね。
どっちの決断をするにしても、代償ってもんが発生してまいますから。

今の世の中に溢れてるのはきっと「その場に足を運んだ事のない人達」による憶測がほとんどでしょう。
それなりに長い事音楽活動をやってきていますが、いつだって色々と言うてくるのはそういう人達。
お店が閉まる時もバンドが終わる時も「もっと頑張って欲しかった」などと言う人に限って全然足を運んでないんだこれが。
そんな人達の言う事に憤慨しても仕方ないんで、へえへえそうですねって流すのが自分としては一番ベストだと思ってます。

なので「ライブばっかり標的にするけどじゃあ○○○○はどうなんだ!」ってのもちょっとちゃう。
それ、結局憶測で物言うてるのと同じ事を返してるだけの場合がほとんどちゃいますかね。
大事なのはきっと「自分がどういう行動すんのか」って言う事じゃないかな、と。

このブログでも何度も書いてますが、人間って「忘れる事が出来る」というのが素晴らしいんですよ。
きっといつかこの騒ぎが収束した暁には「ライブが危険!」って言うてた事すらキレイに忘れるもんなんです。
しかも、なーんの悪気もなくね。
本当に危ないって思ってりゃ一生足を運ばなきゃいいし、実際縁がないまんま暮らしてた人もたくさんいますから。

もともとライブがあった本日、急に休みになったので長女が「じゃあお友達とお泊まり会してよい?」と。
別に断る理由もないので、おうええぞ、と返したら
「じゃあ、晩ご飯はパーティーみたいなメニューで!」と。

・・・・・うーん、演奏してた方がよっぽど楽やったやん・・・

何にしようかな、といつもの業務スーパーに足を運ぶとムール貝の冷凍を発見。
へえ!こんなんあるんやな、と購入。
ムール貝と聞いて思い出すのはやっぱりパエリヤっしょ。

初めて食べたムール貝はとてもおいしくて、病みつきになりそうです。
子供らはこの見た目にものすごい怪訝な顔をしてましたが(笑)

週明けたらまた昼ご飯のメニューに頭を悩まさなきゃならんな・・・・

役割 ― 「BILLY BAT」とブルース・スプリングスティーンの思い出

March 05 2020

ようやく浦沢直樹氏の「BILLY BAT」を全巻読み終える事が出来た。
「風呂敷広げるだけ広げて最後は投げっぱなし」という評価をされる事が多いこの人の作風ではありますが、自分はあの「20世紀少年」のラストも別に嫌いではなかったし、あれぐらいの余韻が好きなタイプです。

「BILLY BAT」に関しては連載当時からちょくちょくは読んではいました。
下山事件にケネディ暗殺と歴史ミステリー好きならたまらん素材がバカスカと出てくるんですが、いかんせん描かれてる時代もバカスカと飛びまくるので、少し読まない期間があると「ん?これは今なんの話や」ってなってまうんですな。

これはもう読むときはコミックスで一気読みせなあかん、と思いつつも完結から4年も経ってしまってたと(笑)

読み終わった感想としては、まあようここまで詰め込んだな、と。
イエス・キリストとユダ、アインシュタインやフランシスコ・ザビエルなどのユダヤ系の人達から、それこそ白洲次郎までひょこっと登場するあたり、歴史に関してある程度知識がないとけっこうしんどいはず。

物語のキーになるコウモリ「ビリー」が繰り返し言う「人間にはそれぞれ役割がある」というセリフを読んで、頭の中に思い浮かんだのはブルース・スプリングスティーンの1980年のシングルである「ハングリー・ハート」

1980年辺りはヒット曲のアレンジがいわゆる「オールディーズ」系のシンプルサウンドが流行しつつあった頃。
このナンバーもパッと聞いた感じでは循環コードで、ベースラインをサックスが追うという比較的能天気なポップスなんですが、歌われてる内容は実はそれなりにヘビー。

もちろん、この曲を最初に聴いた頃はまだ小学生だったのでそんな歌詞の意味は全く知りませんでした。

Got a wife and kids in Baltimore, Jack
I went out for a ride and I never went back
Like a river that don't know where it's flowing
I took a wrong turn and I just kept going

Everybody's got a hungry heart
Everybody's got a hungry heart
Lay down your money and you play your part
Everybody's got a hungry heart

I met her in a Kingstown bar
We fell in love I knew it had to end
We took what we had and we ripped it apart
Now here I am down in Kingstown again

Everybody needs a place to rest
Everybody wants to have a home
Don't make no difference what nobody says
Ain't nobody like to be alone

ボルチモアには女房と子供がいたんだ
俺はちょっと車で出かけ、そのまま二度と戻らなかった
まるで川と同じ。自分がどこを流れているのか知らない
俺は間違った角を曲がり、そのまま走り続けたってわけだ

誰だって飢えた心を持ってる
誰だって飢えた心を持ってる
有り金すべて賭けて、自分の役割を果たせ
誰だって飢えた心を持ってる

彼女とはキングスタウンのバーで知り合った
そのまま恋に落ちたが、いずれ終わる事も承知済み
俺達は何かを得たが結局元通りにそれを二つに裂いた
今また俺はこうしてキングスタウンにいるってわけだ

みんな安息の地を必要としてる
みんな帰る家が欲しいのさ
誰も言わないことなんてどうでもいい
一人が好きなやつなんていやしないんだ

曲調の能天気さが微塵もないこの歌詞は、なにかこう・・・中年男の心情を表している気がします。
きっとこの主人公は飢えた心が満たされる事なく、自分の役割を演じ続けるのではないのでしょうか。

その後「ボーン・イン・ザ・USA」でアメリカ国旗背負ってはったブルースさんですが、あの曲の今聴くと顔から火が出そうなシンセアレンジがとても印象的。

このPVの内容も若干影響しているとは思いますが、当時レーガン大統領が選挙に利用したおかげで愛国主義者的な誤解を受けたのを覚えています。
実際はベトナム戦争帰りの兵士の心情を歌った歌詞でどちらかというと「こんなクソみたいなアメリカで生まれてしまった」というニュアンスに近いです。

「BILLY BAT」の終盤、主人公の一人である漫画家ケヴィン・グッドマンは自分のやるべき事を悟ります。

「描いて描いて描きまくるんだ」

結局、自分の出来る事をめいっぱいやるしかない、ってのが人生ってもんで
それが誰かから与えられた「役割」なのかもしれません。

ただそれが一体何なのか、を絞りきれる人も実際はとても少ないような気がしますね。
そんな事をふっと考えてしまうマンガでありました。

« Feb 2020 March 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31