最近はよーく使わせてもらっておりますfont-awesome。
https://fontawesome.com/

メールアイコン、もしくは各SNSのアイコンなんぞいちいち画像で作ってた時代が懐かしい。
古くからWeb制作に携わっている方々なら「アイコンばっかりのaiファイル」とか持ってるはず。
それが今ではこういう便利なモンがあるんですからねえ。
いわゆる昔の「テーブルレイアウト」みたく、若きWeb制作者からは「は?なんスかそれ?」って自嘲気味に言われる日もきっと近い。
そんな事言われたらパワハラ気味にネスケ4.7とIE6.0縛りでサイト作らせちゃったりしそうです。
・・・・環境用意するだけで大変やっちゅうねん。

しかし、このfont-awesome。
CSSで例えば疑似クラスの::beforeなんかに設定した時に表示されねえ、って事があります。
いや、悪いのはワタクシなんですよ。
いつもいつもその場しのぎで表示させて、翌日にはそれを忘却してしまうのが悪いのです。

そこでチェック項目をば。

  1. ヘッダーにちゃんとfont-awesomeのCSSが読み込まれているか?
  2. Free版じゃなくてPRO版のアイコン使おうとしてねえか?
  3. font-familyの指定方法が間違ってねえか?
  4. font-weightを指定してるか?
  5. unicode拾ってきたのはいいが「バックスラッシュ」忘れてねえか?

この5項目のウチ、1はもう論外。アホ。
2は意外とやりがちなミス。特に凝ったアイコン使いたいという気持ちが先走る際にやりがち。落ち着け。
さて、この3であるけどもこれは指定方法がある時期から変わったみたい。

font-family: "Font Awesome 5 Free";

とちゃんと「Free」を付けないとダメになっているのですな。
もちろんPRO版を使う場合は「Pro」にしないとダメなのです。
「あれれ、ちょい前まではちゃんと表示されてたのに何故に表示されない」という場合はほぼこれ。

4のfont-weightに関しても、これをきっちり指定しないとダメみたい。
焦ってる時ってfont-sizeばっかり気にしてしまってこれをすっ飛ばしてる時が多いのだ。
ちなみにFree版の場合は400もしくは900しか指定出来ないので注意。
そして、各アイコンには提供されているfont-weightが種類別にちゃんと用意されております。
Free版なら以下のように分けられてます。

Brands style・・・400
Solid Style・・・・900

なので、Solid Styleのアイコンを使うのなら

font-weight: 900;

を忘れずに記述しましょう。

そして5。これも慌ててる時にやりかねないミス。
各アイコンのページに行くと

と、このように「fla5」と書いてあるのでそれをコピーするなりしてCSSに記述しますが、
この時に「バックスラッシュ」を忘れてしまってハマるというケース。

content: "\fla5";

とちゃんと頭にバックスラッシュ入れたらんかい、という事ですね。

font-family: "Font Awesome 5 Free";
font-weight: 900;
content: "\fla5";

この3つ、絶対に忘れんなよってお話でした。