夜までは自由な時間という朝の目覚め。
バタバタと全員送り出してからは色々とお片付けタイム。
洗わなきゃならない物、片づけなきゃならない物、処理してしまわなきゃならない物。
目の前に積まれた物をバッタバッタとなぎ倒していく事を考えつつも実際の作業はとっても地味。

なぜかこういう時いつも聴くのはピンク・フロイドの「原子心母」。

原子心母(紙ジャケット仕様)(完全生産限定盤)

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ピンク・フロイド
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車で走りながらとかなんぞ仕事しながら、じゃなくて掃除などの作業時にやたらマッチする。
・・・・・なんでかは知らん(笑)
牛がジャケットという事もあり、あの70年代初頭の前衛芸術的な感じもしますが
シド・バレット在籍時のフロイドとは違ってかなりわかりやすい。
どちらかというとクラシックにかなり近い感覚で聴く事が出来るアルバムであります。
Old Fat Sun→「デブでよろよろの太陽」という邦題センスもまさに当時の東芝EMI!
もちろんこのセンスは故石坂敬一さんのお仕事であります。
このインタビューは60年代から70年代の日本の空気をとても楽しそうに語っていて、タイムスリップしてみてえって思います。
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/1083

洗い物、掃除、洗濯、整理、すべて片付いてからずっと放置してた水槽の水替えを。
かれこれ一ヶ月半ぐらいはなにも出来てなかったんちゃうかな。
さすがにもう死んでるんちゃうか、と懸念してたオトシンクルス(通称:オトちゃん)も無事に生存しておりまして。
濾過フィルターもなんもかんも藻で覆われていてとても大変でしたが綺麗になりました。

後は「首に大きな虫が止まる夢」を見た時に払いのけた際につい引きちぎってしまったネックレスのチェーンの補修作業をば。
緩んでいたエレアコのジャックの増締め、剥がれていたハンダの補修。
鬼の様に届いてたWordpressのアップデートの確認とプラグインのアップデートと動作確認・・

・・・・補修作業ばっかりやないか。

とはいえ、放置していてはならぬものばかり。
日々の暮らしにはきっとこういう日も必要なのだ。
自分自身もどんどん死に向かって身も心も古ぼけていく中で、形ある物を補修する様はなんとなく滑稽なり。

ジョン・レノンの死後に発表された「ダブル・ファンタジー」の中に「Cleanup Time」という曲がある。

この「ダブル・ファンタジー」はジョンが撃たれた1980年に発表されたアルバムですが、
幾分AOR寄りなアレンジの曲が多くて、もしジョンが生きてあの80年代を駆け抜けていたらどんな音楽作ってたんだろな、と大変興味深い。
ただ、このアルバムは半分がオノ・ヨーコ曲が収録されていてそれが個人的にキツいのが難点(笑)

我が家の「Cleanup time」が終わりを告げる頃、外では雷鳴と共に豪雨。

「怖かったーーーー!!」とずぶ濡れで帰って来た子供らを迎えた後、夜の仕事に向け少し寝る。

1時間ほどして起きたらすでに散らかってました。
うん、まあ、しゃーないよね。