今日は昼間の数時間、嫁さんがパートに出かける間に子守業務。
若干調子の悪い長女だけを休ませて、長男だけを保育園に連れて行くつもりだったのだが
保育園から「家にお父さんと娘さんがいれるのなら預かるのはちょっと・・」と言われたそうだ。
確かに言い分はわかる、けどもここの保育園は全体的にやる気があまりない。
来年から民営化が決まっていて、先行き不透明な現状のせいもあるかも知れないが
以前の所なら絶対にこんな事は言われなかったと確信しているだけに
ちょいとこちら側も文句の一つも言いたくなるのが人情。

とはいえ、こうなった以上その任務はこなさないといけない。
ちょうど嫁さんが家を出る時には長男は寝ていたので、長女と仲良く遊ぶ。
最近、長女はiPadで「ほしの島のにゃんこ」という箱庭ゲームがお気に入りの様子。

種を植えて収穫したものを家畜にあげて、そこから卵や牛乳を得て加工品を作り
お客さんに売ってお金を得て、どんどん島を大きくしていく、というゲームだけども
さすがに4歳ではこのサイクルの意味がまだあまりわかってない様子。
なので、「牛さんお腹空いてる!」「鳥さんお腹空いてる!」と全て餌を与えてしまい
畑に植えるための種が欠乏してしまうのが彼女の島の日常である(笑)

二人でこのゲームで二時間ほど遊んでいると寝ていた長男が目覚めた。
お母さん(=母乳説もあり)を探し回って泣き叫びながら部屋を走り回る。
残念ながら自分はおっぱいを出す事が出来ないので、あえてここは放置。
長女は「あーあ」という顔をしながら、走り回る長男を呆れた顔で見ていた。
必死に走り回る長男と呆れ顔の長女を見て、僕は思わず吹き出してしまった。
度を超した真剣さというのは、ハタから見ていると滑稽なのは大人も子供も変わらない。

15分ぐらい泣き叫んだらさすがに落ち着いてきたのか、別の娯楽を探し始める。
すかさずここでアンパンマンを投入。
11月で2歳になる長男にとって、このパン男はヒーローだ。
恐らく地位は父親よりは上に位置しているのは間違いない。

落ち着いてきた所を見計らって、家から連れ出すことにした。
若干調子の悪い嫁さんを車で迎えに行くのを兼ねて、彼女の仕事場でもある近くの大学へ。

高卒の自分にとって、大学のキャンパスという所は未知の世界。
学園祭とかで演奏した事はあるけども、こうして普段の空気に紛れ込むのは初めて。
しかも、ここは奇遇にも自分が所属するBOØWYコピバンのVoの母校だったりもする(笑)

学校内にコンビニがある事にも驚いたけど、それ以上に嬉しそうに走り回るチビ達が
もう危なっかしくて見てられない。
下り坂を全力疾走で駆け下りる1歳10ヶ月は何よりも恐ろしい光景である。
カバティをやってる如く「あぶないあぶないあぶない」を口にしながら進行方向を遮る。
それを見て長女がテンション上がり、別の方向に走り出す(笑)
おう、これはおめえ、無理だわ一人では。

そんなこんなで右往左往してる内に仕事を終えた嫁さんが合流。
もう即座にダッシュで駆け寄るチビ達。
この時点で一気に父親は亡き存在として扱われるのは仕方が無い。

「ただいまー。大変やったろ?」
「うん。けっこう。」

駐車場に止めた車に向かってみんなで歩いている時に
もしかしたらチビ達がここに通ったりして、ここを歩いたりすんのかもなと考えた。
ま、高卒の自分達から生まれた子供が大学に行くなんて想像も出来んけど
それぐらいチビ達が大きくなった時には自分と嫁さんは何をしてるんだろうな。

その時はもう僕も60手前、か。
まだまだその時も元気でいたいな、と思った日なのでした。