Nintendo Switchが我が家にやってきてからは色んなトラブルが我が家に。
大前提として、自分自身もいまだにゲーマーではありますので本当は制限なんぞしたくない。
しかし、やっぱり大人と子供は歯止めの効かせ方というか優先順位がちゃいますわね。
自分がもし仕事もなんもかんも投げ打ってゲームしかやってないとなると全てが崩壊ですわ。

まず、何が起こったのかを順番に。

フォートナイト導入で子供が覚えたてのサル状態に

まず全ての歯車が狂い始めたのが「フォートナイト」というバトルロイヤルゲーム。

基本プレイは無料で、ゲーム内での様々アイテムに課金するタイプのよくあるやつ。
TPSのいわゆる「相手を倒して」1位(ゲーム内用語でビクトリーロイヤル、ビクロイ)になれば1試合終わり、というルールで遊ぶんですが、流血表現は一切ないものの一応はCEROレーティング15才以上対象ソフトである。

しかし、2020年6月での調査ではNintendo Switchで最も子供が遊んでいるソフトだそうで。
まあ、確かにね。面白いもん自分もプレイしてみると。

Nintendo Switchには「みまもり機能」というのが搭載されており、プレイ時間のレポート(ユーザー毎)を見れます。
これがもう土日になると合計10時間とか超えるのがザラになってきましてね・・・・
自分はもう対人戦、しかもバトルのみで進行するゲームだと3試合やるともう疲れてしまいます(笑)

フォートナイト導入以前だと、週末でも2時間前後だったのがこれはいったいどういう・・・・・

よくよく観察してみると、学校で「今日の19時から集まってゲームする」という約束をして帰ってきよるんです。
オンラインゲーム時代ならではの遊び方、って事なんですがねえ。
で、それを軸に全て動きよるもんだから、こっちもその約束に従って晩飯などを用意せにゃならないのがアホらしくなって。
そして、姉弟で同時刻に約束して帰ってきて、さあどっちを優先するのかでケンカ。

「てめえら、夜に約束して帰ってくんな!夜は時間の優先順位は家の行事じゃ!」
「そして、1台しかないねんから姉弟で曜日を決めるなり考えなさい。我が家は1人1台供給する気はねえ!」

とトップダウンで法案強行採決
お互いが決めた日にプレイして、たまたまそこにフレンドがいたら参加って事でいいじゃないの。

それで一旦トラブルは落ち着き、それぞれが決めた日にプレイするようになったんですが次はプレイ時間ですわ。
結局、土日に分かれてそればっかりやりよるのでこれはちょっとイカンのうと。
なので、平日1時間、週末2時間のプレイ時間上限を決めました。
子供達にまかせよう、と最初は思ってたんですがやっぱり歯止めは親がかけにゃならんか・・・・

さすがはNintendo。
スイッチは曜日毎に1台のプレイ時間を設定する事が出来て、その時間が来るとシャットダウンが可能なのです。
親がパスワード入れるなり、スマホアプリから解除しないとプレイの続行は出来ません。

顔を知らない相手とのボイスチャットでのトラブル

フォートナイトはゲーム中にボイスチャットが可能。
それは楽しそうじゃないか、とヘッドセットを購入しました。

これで協力プレイをワイワイやってるのを最初は微笑ましく見てましたが・・・
こういうオンラインゲームは顔を知らない人ともフレンドになれる、のが普通。
そしてそれによって世界が広がって行く楽しさ、というのも大人の自分は理解しております。

ただ、それは大人が楽しく遊んでる時だけの話でね。
「相手を倒す」というのが目的のゲームで「子供」の世界では顔が見えない相手に煽られる事もありますわ。

・・・・・考えたら我々大人でも。
一時ハマってた「戦場の絆」をゲーセンでプレイしてた時に店内ボイスチャットで暴言を吐かれて
一つ一つドアを開けて「今言うたん誰や」みたいなトラブルありましたわ(笑)

いわゆる大人でない、中学生ぐらいのクソガキが小学生プレイヤーをカモにしてるような世界という一面も。
小4年の長女はまだしも、小2年の長男はゲーム内で煽られて悔し泣きしてる時もありましてね。
「おめえ、ストレス発散というか楽しむ為にゲームしてんのに何で泣いてるのよww」みたいなお話もしましたわ。

結局は「負けた人間の気持ちがわからないとこういうバトルゲームはやるには早い」って事なんでしょうね。
だからこその15歳以上のレーティングなのかな、とも思ったり。
まあ、50超えても言動が大人じゃない人なんてザラにいますがね、この世界には(笑)

なので、

  1. ゲーム内で知り合った人間とのフレンド登録は禁止(定期的に確認する)
  2. ボイスチャット使用はリアル友達とのプレイのみに限定する

というローカルルールが追加されました。

これでもうしばらく様子を見ようかなと思います。

ゲームはあくまで遊ぶもんだぜ、ゲームに遊ばれてどうすんだというメッセージが子供達に伝わればいいのですが。