サッカーなんて子供の時以来やった事はないけども、ゲームの中では伝説になれる。
ウイニングイレブンのビカム・ア・レジェンドモードで僕は20歳を迎えた。
仮想空間の中での成人はタバコも酒もオンナも縁が無いし
どっちにしても現実空間でもタバコにしか縁が無いからこの辺は置いといて、だ。

キャラクター作成して誕生した僕の分身はあの頃17歳。
「攻撃的MFとしてやっていきたい」ああ、そんな事を思って生誕したはずなのに。
いくつか渡り歩いたチームではたまにFWやったりとか
前線で大活躍していたのにも関わらず、今在籍してるチームではなぜかDF。
前に出ることは許されないっぽい。
ついつい前のクセが出て前に出てしまう事も多くなってしまうけども
試合が終わってから表示される評価点がとっても低いのよ。
「与えられた場所で仕事をしろ」おそらくそういう事なんだろう。
チームプレーで勝利を目指すこのサッカーというスポーツにおいて
そして、いくらでも代わりがいるこの状況において
僕は何をどうやってアピールすればいい?

延々と敵FWを防ぎまくってたらいつかは元の場所に戻れるのだろうか。
このまま思い描いた夢とは違う所で、元々描いてた夢を置き換える事に
慣れてしまったりするんだろうか。

「間違いじゃない。きっと答えは一つじゃない。」とミスチルっぽく
自分探しをする為にはチームを渡り歩くべきなんだろうか。

息抜きと楽しみのためにやってるはずのゲームのスイッチを切り
ため息交じりにタバコを手にする。

「・・・うまいこといかんもんやねー」

・・・・わしゃ何の為にゲームやっとるんじゃい。アホくせえ。

仮想空間での成人式おめでとう。
そして未だに何のタイトルもなく、代表招集もない。

シフクノオト

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