アクアリウム試行錯誤真っ最中の初心者に立ちはだかったのはこの時期特有の病気でした。

先日、茶苔対策に投入したオトシンクルス2匹はあっという間に死亡してしまいまして・・
現在赤金魚3匹、黒デメ2匹、コリドラス3匹という状況。
しかし、その金魚達に何やら白い小さな点がたくさん付着していました。

ネットで調べて見ると「白点病」というこの時期特有の病気らしい。

https://kingyo.papa77.com/byouki-1

白点病の初期には体やヒレに白いポツポツとした点が現れますがこの状態を放置してしまうと急速に症状は進行してしまい体全体が白い粘膜に覆われたようになり金魚は衰弱して死んでしまいます。

白いポツポツとした点が見られるのが初期症状と書きましたがこれは飼育者が白点病と認識できる初期状態のことで実はそれより以前にも白点病には症状が現れ始めます。

白点病の原因となる寄生虫、ウオノカイセンチュウに寄生された金魚は痒がるように石や底砂などに体を擦り付けたり、小刻みに震えるような動作を繰り返しますのでその様な動作が見られた時は感染している可能性が高いと言えます。

ウオノカイセンチュウは25℃以下の低水温を好むため、ヒーターを使用し、25℃以上に保たれた熱帯魚水槽などではあまり発症しない傾向にあります。

水温計を見ると21℃。そうかヒーターか。

買いましたよ早速。GEXの温度固定じゃなくて可変式サーモスタット付きのヒーターを。

これで水温を徐々に28℃まであげてみるも、次々に死んでいく金魚達。

「何も出来ないで・・・!」
「そうか・・・しかしこの暖かさをもったヒーターの水が病原菌さえ破壊するんだ!それを分かるんだよアムロ!」
「分かってるよ! だから、金魚に人の心の光を見せなけりゃならないンだろ!」
「そういう男にしてはオトシンクルスに冷たかったな、ええっ?(水が)」

別にオトシンクルスをマシーンの様に扱った覚えは一切ないんですが、頭の中にこういうやりとりが浮かんで
BGMに「BEYOND THE TIME(TM NETWORK)」が流れてきそうな勢いです。
水槽の中にアクシズが落下していくサマが見えたような気がします。

そして現在の水槽の金魚は黒デメ1匹のみ、となりました。
その黒デメも満身創痍の状態でヒレなどはもうボロボロです。

しかし、底のコリドラス君達3匹は何事もなかったようにオシリフリフリしながら泳ぎ回っておりますが。

・・・・なんやかんや投資もしてるし世話もしてるなあとふと我に返るのでありました。