午後からの現場仕事を控えて、遅めに起きたこの日。
車を使って長男を病院に連れて行ってた嫁さんから電話がありました。

「このまま入院する事になった」

すこし前から息をする際にヒューヒューという音がしてたので
病院に連れて行ってたりしてたのですけども、一度大きな病院で診てもらった方がと
紹介状を書いてもらって行った矢先にこういう展開になりました。
喘息性気管支炎という診断で、吸入が必要なので入院という事です。

本人はヒューヒュー言いつつも、ニコニコとご機嫌な状態なので
深刻な事態は避けられたのですけれども、それよりも深刻なのは
「嫁さんも泊まりこみ入院せねばならず、上の子は預かれない」というルール。
本日の仕事はどう考えても22時以降までかかるし、ましてや普段は
朝まで帰れないケースが連続するわけですから、これはもう大試練なわけです。
まさか3歳にも満たない娘を連れ回すわけにもいかず、家に一人もありえない。

とりあえず病院に必要な物を持って行く事に。
まだ6ヶ月にしか満たない長男は、腕に点滴をぶっ刺したままスヤスヤ寝ておりました。
その図太い寝顔になんとなく安心。

そこから仕事に向かい、終わったのが21時過ぎ。
普段ならもう娘は布団で寝ている時間ですけど、電話を入れた際はまだ起きてました。

必要な物を購入したりして、一旦家に戻ったのが22時過ぎ。
嫁さんにメールすると「もう二人共寝ているのでゆっくりでいいよ」という事だったので
着替えやお弁当などを用意して、少しだけ一息つけました。

病院に着いたのが23時30分。
スヤスヤ寝てる娘を抱きかかえて車に向かったら「・・・夜、まっくらー」と
寝ぼけながらつぶやいておりました。

家に連れて帰って布団に寝かせ、まるで戦場のような我が家を片付けている際に
娘は「今日、泣かんかったんよー」と寝言を言ってました。
その健気さに思わず涙ぐむおっさんの姿が、部屋の窓ガラスに映っていて
若干、いやかなり気持ち悪かったです。

さて、我が家にとってちょっとしたイベントとなりそうな予感です。