ここ最近、メインマシンでエクスプローラーを開いた際になんとなく読み込みが遅いな、とは思ってました。
ディスク管理ではもはや定番のCrystalDiskInfoを起動してみると・・・・

あー・・・・・だめだこりゃ。
起動時間は70000時間越えで代替え処理済みのセクタ数が明らかにおかしい数値になってます。
あのコロナ禍の時にメインマシンはマザーボードから何から全て入れ替えて現在に至るわけですが、この異常ステータスを示しているHDDは旧マシンから引き継いだストレージ。
そりゃそろそろ寿命が来てもおかしくない時期。

換装 ― 13年ぶりのマザーボード交換~初のAMDマシンがやってきた

とりあえずはこのストレージから必要なファイルを別のストレージに保管。
幸い、エラー出たり転送が止まる事もなく(時間はかかったけど)退避完了。
興味本位でこのストレージにスキャンディスクかけてみたけど、アカン感じのテキストが出まくっておりました。

あのBitLocker事件でずっとため込んできたファイルを全喪失して以来、自分の感覚が変わってしもたなあと。

決別 ― Bitlockerで知らない間にHDDがロックされ20年間の全てを失いました

「どんなに対策しててもなくなる時はなくなる」というある意味の達観と言いましょうか(笑)
ため込んでいた所で、何ヶ月も開いたり使用したりしてないファイルなんて所詮は不必要なもんなのかも、という境地に50才を越えてたどり着いたと。
でもなー、たまーにふっと見たくなるヤツとかあるんだよな・・とか思ってるうちは人間として未成熟やというお告げ。

てな事を考えながら、さくっと代わりのHDDをヨドバシに発注。
ここ最近、安いHDDに採用されているSMR書き込み方式は避けて、旧来のCMR形式のやつにしました。
容量もそんなにいらないよな、と思ったので3TBから2TBに減らして発注。

動画編集用の元ファイルなんかの保存も、今ではUSB3.0の恩恵で外付けでの運用の方が楽だったりするかもね。
2.0時代はそれこそ転送速度が遅くてやってられんかった事もあって、SATAの内蔵一択でしたけども。

HDDのご臨終には何度も立ち会ってきましたが、SSDのご臨終はまだ未経験。
メインマシンには旧マシンの起動用に使ってたSATAのSSDがストレージとして刺さってますが、データ置き場としてではなく各アプリケーションのメディアキャッシュ置き場などに使ってます。
SSDがご臨終に向かう際、どんな挙動になるのかがけっこう楽しみだったり。

それこそCD(コンパクトディスク)も発売当初(1982年)は「半永久的に聴ける」などと言われてたような。
今ではそんなのももはや都市伝説としか思えないほど、色んなトラブルが報告されるようになってきております。
50年以上前のレコードは大丈夫で40年しか経ってないCDが聴けない、ってのも今ではよくあるお話。

結局は「持って死ねるもんでもなし」って言葉に全て集約されるのかも知れませんなあ・・・・
諸行無常とはまさに。

70000時間=2916日間=約8年間。
って考えると、ああなるほどなあ、と。
このハナモゲラボを始めたのがもう16年前やもんなあ。

本日のBGM:ビリー・ジョエル「ニューヨーク52番街」(1982)

実はこのアルバム「世界最初のCDタイトル」だったりします。
日本では「オネスティ」がCMに使われまくってたので、このアルバムを聴いた人はけっこう多いかも。
自分がこれを聴いたのはリアルタイムではなく、85年ぐらいだったような記憶がありますが、オープニングの「ビッグ・ショット」のリフが「笑点のテーマ」に似てるな、と思ったのだけはよく覚えています(笑)

レコードではB面1曲目の「Stiletto」がなぜか「恋の切れ味」という昭和満開の邦題センス。
当時は全く気付かなかった、というか知らなかっただけなんですが、8曲目の「Until The Night」が完全にライチャス・ブラザーズの「You’ve Lost the Lovin’ Feeling(ふられた気持ち)」のもはや丸コピ・・・いや、リスペクトって事か(笑)
正直、このアルバムと次の「グラス・ハウス」はシングル曲以外は苦手だったなあ・・・