ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

換装 ― 13年ぶりのマザーボード交換~初のAMDマシンがやってきた

May 22 2020

こういう御時世(何回言うたかこの言葉)でお仕事減って、家にいましょうという流れ。
子供らもずっと家におるし、ヒマを持てあました上でそれがストレスになってるようで。
ここでオトンも一緒にふさぎ込むわけにはいかぬ。
「もうこうなったら設備投資しまくったらあ」とこの間からバカスカと経済を回しております。

ここで「フェンダーの新しいストラト買うたった!」というのも設備投資なんでしょうけども、年間で100万も稼いでない音楽業務方面よりも、本業の方にドカンと放り込まないと。

そこで、色んなパーツを替えながら使ってきたメインのデスクトップマシン。
これのマザーボードごとフル交換する事にしました。
このマシンを組んだのは今からなんと13年も前

CPUはIntel Core 2 Quad 6600でマザーボードはGigabyte GA-P35-DS3(チップセットはP35。)
2007年11月のMixi日記には嬉しそうな当時の自分の文章が踊っておりましたw
1GBのメモリを2枚挿して「これでデュアルチャンネルだ!」と。
同時に購入したグラフィックボードはGe-Force 8600GT 256MB。

このマシンをメモリを8GBにして(マザーボードの上限)、グラボをGeForce GT620(1GB)に換装し、HDDをSSDに、電源は3回交換、そしてCPUクーラーも2回交換と13年間走り続けてまいりました。

ただもうこのスペックではWebの仕事はなんとか出来ても、動画を扱うとなると壊滅的に無理。
映像エフェクトをかますと静止画でしかプレビューが再生されずに出来上がりを祈るしかない。
そして、エフェクトかけると4分の動画をmp4に書き出すのに2時間かかる、という体たらく。

今回のメインマシンリニューアルの眼目は「動画編集をストレスなく行える事」。これに尽きました。
このコロナ禍で配信のノウハウを学びながら、やはり「映像コンテンツの質と作成のスピード」を手に入れないとダメだなと思ってからです。

そして部品選びの旅は4月の頭から始まってたわけです。

ちなみにベンチマークソフト「Cinebench Release20」での旧マシンの測定結果はこちら。

圧倒的最下位www

ちなみにこのベンチが終わるまで40分以上かかりましたよ。

今回選んだパーツ群

CPU:AMD Ryzen 9 3900X

今まではAMDマシンは一度も組んだ事はなくて、なんとなくイメージが悪かったのも確か。
最初はCPUはCore i9の第9世代あたりを目処に色々調べてましたが、ここで昨年の7月にAMDが投入してきた第3世代のRyzen 9 3900Xにぶち当たったわけです。

値段も大して変わらないのにCore i9 9900K(コア:8、スレッド:16)に対して、3900Xはコア:12、スレッド:24。
動画の書き出しのパフォーマンスはマルチスレッドの処理速度が一番大事な部分なので、まずはCPUをこれに決定。

マザーボード:MSI X570-A PRO (X570 AM4 ATX)

CPUが決まると次はマザーボード。
ここで迷ったのが「枯れたチップセットか最新チップセットか」という事なのですけども、ここは最新チップセットを搭載した物に決めました。
メモリの上限制限で散々悩んできたので、自分が装着するメモリ以上の上限を残しておきたかったからです。

これにしよかな、と決めてたマザーボードはメモリ最大容量が64GB。
そして最新チップセットのX570のマザーボードにメモリ上限が128GBの物を発見。
そのチップセットを搭載したマザーボードで一番安価なこれを選びました。

そのマザーボードのスペックを眺めていて「ん?」と思いました。
今まで自分の知らなかった形式の「M.2 NVMe」という文字があったからです。

SSD:Western Digital WD BLUE 3D NAND SN550 NVMe WDS500G2B0C

「M.2スロット」ってなんじゃい?と思ったら、今のSSDってメモリみたいな形なんですな。
恥ずかしながらSATA形式から前に進んでないと思ってましたw

旧マシンにはSATAのSSDを換装してたのですけども、80GBという容量のせいかやりくりが大変でした。
なので、この際もうこの見た事ないSSDに交換したろ、と思って500GBのこいつをチョイス。

「発熱させるとパフォーマンスが落ちる」って事だったので、ヒートシンクも併せて購入。

装着場所は2スロットありましたが、最新の形式であるPCI Express 4.0スロットに装着。

アルミ製なので、よく冷えてくれると思います。
こいつがまたとんでもない読み書き速度だというのを知って後で驚くんですが・・・

メモリ:G.SKILL F4-2666C18D-64GVK

メモリに関しては最新クロック数でなくてもいいや、と思ったんで安くて悪い評価のなかったコイツを購入。
32GB×2の2枚で64GBにしました。
旧マシンから見てなんと8倍の容量ですw

積み過ぎちゃうか、とも思いましたがメモリ容量はエフェクトかけた動画のプレビュー画面確認の長さに比例します。
なので、ここは積めるだけ積んでおきたかったのが本音。
そしていずれは訪れる「もう少しメモリがあれば・・・」という時に備えて上限にも余裕を、という事ですな。

3900Xにはリテールクーラーが付いています。
メモリとSSDを装着した図がこちら。

グラフィックボード:MSI GeForce RTX 2060 VENTUS XS 6G OC

今回、最後まで悩んだのはグラフィックボード。
AMDマシンならやっぱAMDだろ、と思ってRADEONのグラボにしようとも思いました。
が、Adobeも、そして最近配信で使用しているOBS StudioもNVIDIA方面にチューニングされてるのが現状。
特にNVIDIA専用の書き出しプラグインの存在、そしてOBSではNVIDIAのグラボだけ「ハードウェアエンコードが出来る」という事実が決め手となりました。

なので、2000番台の一番下である2060をチョイス。
(4K動画の編集には心許ないらしいですが、再生出来るモニターもない現状なのでこれは無視)

まさに暴力的なサイズです。

新旧比較はこちら。

そして、補助電源がいるって事でついこの前買い換えたばかりの電源ユニットも買い換えないとダメでした。
500Wでは容量が明らかに足りないからです。

電源ユニット:Antec NE750 GOLD (750W)

電源ユニットはこの13年間で一番取り替えた部品。
そして、PCの安定動作のためには粗悪品を使うわけにはいかないので、今までのBRONZE認証よりも上のランクを選びました。

ここまでのパーツを組み込んだのがこちらです。

リテールクーラーがなんか頼りねえサイズだな・・・と思いつつ電源入れると・・

お前、光るんかい!!!!

まさかファンが光るなんて思いもしませんわ。

OSはクリーンインストールする事もなく無事に起動。
この後、旧80GBのSSDのクローンを作成してM.2 NVMeの500GBに移植して一応組み替えは成功、となりました。
旧SSDはページングファイルなり各アプリのキャッシュ置き場にでもする事に。

去る事になった部品

オーディオインターフェイス:M-AUDIO DELTA Audiophile 2496

13年間、ずっとずっと愛用してきたPCI接続のオーディオインターフェイスですが、新しいマザーボードにはPCIスロットがない(というか付いてるマザーボード自体がもうない)ので引退。

同時にPCIスロットに取り付けていたIEEE1394カードもPCIスロットのために引退。
このIEEEカードに関してはこのブログにも記事が残っています。

IEEEカードのトラブル発生。

思えば、13年前はオーディオインターフェイスも「USBなんてとんでもねえ」という世論でして、あんなもん使ったらノイズまみれじゃあ、と言われてましたね。
そしてIEEE1394経由でのDVカメラ映像取り込み、なんてのも今ではSDカード経由で一瞬に。

この2枚のカードの引退はUSBがいかにこの13年で進化したか、という事でもあります。
USB 3.2 Gen2x2では転送速度が20Gb/秒という速度になってるのでそりゃ引退にもなるわね・・

今回引退していくカード達。

さて困ったのはオーディオインターフェイスどないすんねん、ってお話。
持ち歩き用に買ったFocusriteのオーディオインターフェイスを仮で備え付けて対処。
アナログミキサーを経由させんでも別にええか、と思ったのでYAMAHAのAG06を発注しました。

しかし!これも今は圧倒的品薄で入荷未定なのです。

これでUSBが全て3.0に

新しいマザーボードにした恩恵の1つがこれ。
なので、ハブとかカードリーダーも全て3.0対応の物に買い換えました。

ちょっとした事ですが、転送速度のアップは効率のアップにも繋がりますしね。

BIOS画面がGUIに・・・

一番驚いたのはこちら。
最近のマザーボードはBIOS画面があのブルーバックの白文字じゃなくてマウスが使えるんやね・・・

オーバークロックやファンコントロールなどもとても分かりやすく出来る様になってました。
ま、オーバークロックはいつもやらないスタンスなのでそれはそれで。

圧倒的なベンチマーク速度

驚異的なM.2 NVMe (PCI Express 4.0)の転送速度

ストレージでは定番の「CrystalDiskMark」で新旧SSDの速度を計測してみました。

左側が旧SSD(SATA接続)、右側が今回搭載したSSD。

もうまさに「桁が違う」転送速度となっています。これは驚いたわ・・・・

Cinebenchでの計測結果

マシンが組み上がって計測してみると・・・・

6925pt!!

これはもうまさに「雲泥の差」。
実際の動画編集もエフェクトかけたプレビュー画面もサックサク動くし、書き出しも2時間かかった4分の動画が3分弱で終了。

これでようやくまともに動画編集に没頭できる環境になりました。
動画の仕事もこれでストレスなく請けれるように・・・・!

だが、CPUの温度と静音性ではやっぱり夏を迎えるにあたって心許ないのは確か。
この13年の間に色々と試行錯誤してきた様に、これからもこのマシンとのお付き合いが続くのでしょうねw

さーて、水冷のCPUクーラーってどんなもんなのかな・・・・(とネットの海へ

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