ライブ配信実験も今回で5回目。
前回の配信実験はこちら。

配信05 ― ZOOM L-8導入!そしてその驚異的な便利さが浮き彫りに

前回、ZOOM L-8を投入してのGEKO1号自宅配信は思った以上の結果を残せました。
そして今回は初の「ライブでの使用」という側面。
相変わらず発注したWebカメラはまだ届かず(笑)

今までは自分のノートパソコン(Zenbook UX31A)とZoom Q2n、そして手持ちのオーディオインターフェイス(Focusrite 2i4 Gen2)の組み合わせて、Youtube配信をするとノイズが乗ってしまう事が判明していたので、今回は別のオーディオインターフェイスを使っての初の検証となる。

そして、前回の配信でのアプリを使ってのスマートフォンWebカメラ化も使えるのか、も検証対象。

果たしてうまくいきますか・・・・

機材面について

懸念されたノイズは発生せず

まずはZOOM L-8経由で音声をPCに入力、そしてカメラ(ZOOM Q2n)をUSBカメラとしてPCに入力してテスト配信を行ってみました。

その結果、ノイズは発生せず。

・・・・という事は原因の切り分けとして自分のオーディオインターフェイス(Focusrite 2i4 Gen2)がノイズの発生源という事になります。

ただ、これのもっとツッコんだ検証としては別のWebカメラを使ってみないと。
別のWebカメラとFocusrite 2i4 Gen2を使ってノイズが発生しなければ、単なるカメラとオーディオインターフェイスの相性問題って事になりますが故。

本日の配信に関しては、これで映像と音声の独立ラインは確立出来た、という事になります。

やっぱりZOOM L-8は便利!

まずは会場でのサウンドチェックを行ってからZOOM L-8のMixAにそのセッティングをコピーして、PCに送るミックスと独立させて調整する。

これが出来るからL-8はとんでもなく楽です。

あと、ボーカル用のリバーブをスロー用の深い物、そしてそれ以外の浅めの2種類を手元のボタンで操作出来る様になったのも、前ミキサーと比べてオペレーションが楽になりました。

2カメラにするとドロップアウト多発。PCのスペック不足が原因か。

前回配信と同じく、ワイプでの2カメラ実験をやってみようと、iVcamのWi-Fi接続でスマホカメラの映像をPCに入力。

テスト配信してみると映像がカクカクに・・・・・

もちろん映像の転送に店内のWi-Fi帯域を使ったりするのも原因かな、とも思いますが、OBS Studioと配信のためのブラウザ(Youtube管理画面)を立ち上げてる事が既にアカンみたい。

タスクマネージャを見るとブラウザだけでメモリ搭載量の半分をブラウザが独占しとります。
その結果、OBS Studioのエンコードに支障が出て、カクカクになる、と。

確かに自分のノートPCは2012年発売のモデルでメモリ搭載量は4GB(増設不可)
普段使いにはなーんの問題もありゃせんのです、このノートパソコン。
ただ、こういう配信をしようとなると明らかにスペック不足になる、と。

対処法としてはブラウザ管理画面で「配信」をスタートさせてすぐにブラウザを閉じる。

これでメモリの半分は開放されるので、なんとか映像のドロップアウトは防げるんですが、目指す「高画質・高音質での複数カメラ配信」はこのパソコンではキツい、という事がわかってきました。

GEKO1号の自宅iMacが今月末にメモリ搭載量が8GB→32GBに増設される予定です。
となると、やっぱりこのノートPCも最低でもメモリ16GB、そしてNVIDIAグラフィックボードを積んだ(OBS Studioでのハードウェアエンコードを行う為)物に買い換えなきゃならん、と・・・

メモリ搭載量の上限で悩まされてきた結果、家のメインマシンをリニューアルしたばっかりなのになあ(笑)

で、ZENBOOK命の自分としては最高に用途に合うノートパソコンが今月発売されとるんです。

https://game.watch.impress.co.jp/docs/review/1247705.html

なかなか道も険しいし、投資額も膨大だあ・・・・・

今回の配信機材図はこちら。

演奏面について

居酒屋はよくてバーはダメという緊急事態宣言解除

このライブ当日の午前0時にコロナ禍による緊急事態宣言は解除。
お、いいタイミングで解除になったしこれで告知も出来るかな、と思ったらバーはまだ営業自粛の対象という。

うーむ、これだと「扉は開いてます」ぐらいしか言えませんな、という事で。

実際に扉は開いてましたから何人かの方に覗きに来て頂きまして(笑)
来月、6/20(SAT)に予定されてるShot Bar Tideでのライブは皆さんに大手を振って遊びに来れるようになっててほしいもんですね。

音量バランスの難しさ

今回配信された物はこちら。

 

前回の配信は「ボーカルのリバーブが薄い」って事だったんでちょいと足し。
しかし、今回は自分のコーラスマイクがデカい。
これは自分が座ってる位置がメインスピーカーの真横という事も関連してますな・・・

ま、ZOOM L-8はMix端子があと2つ余裕あるので、真横に座ってるという位置関係上イヤモニも出来るって事で。

後はコンプレッサーのかかり方がとても不自然だなあ、と。
もっとナチュラルなサウンドにするには、ミックスに関しての知識が必要な予感です。

さて、次回の配信はどうなりますか。
時間を割いてみて頂いた方、ありがとうございました!