プレイステーション3が発売されたのは2006年11月。
自分は発売日に新ハードを買うタイプではなくてある程度こなれてから買う方です。
どっちかというとあれか。
「やりたいゲームがそのハードでしか出ないので仕方なく買う」かな。

PS3を購入したのは「メタルギアソリッド4」がこのハードでしか出なかったから。
なので2010年ごろにようやく腰を上げて買ったという事になります。

で、ここ最近はAmazonのギフト券とかで中古のゲームを買ったりしているわけです。
今回買ったのはいわゆるハードと同時発売の「ローンチタイトル」というやつですね。

ガンダム ターゲットインサイトというやつです。

中古で1円でした(笑)

https://www.youtube.com/watch?v=O67NJ0CPfXk

このPVはゲーム開発途中に制作されたもので、最初見た時は「すげー!」と思ったんですが、開発途中でなんとPS3のスペックが引き下げられてしまいまして、実際の完成品はガクガクの処理落ちになってしまったという曰く付きのゲームなのです。

一般兵としてUC0079年10月から12月末まで地球のあちこちを転戦していく、というやつです。
この手の一般兵として転戦、というのは個人的にものすごく好みでした。
ただやっぱりハードの事を知り尽くしてない時期、しかも途中でPS3のスペック引き下げとある意味発売日に無理矢理出した感があるので、処理落ちとか味方機AIのアホっぷりとかすごくてですね・・・
そりゃ1円で売られてもしゃーないか、とも思います。

この画像を見てもわかるように、アニメ的というよりはミリタリー的な雰囲気を持つゲームで、手や頭がなくなるという部位破壊の概念があるのはなかなか新しい試み。
いわゆるプログラムで生じたもっさり感を「リアルロボットだから」という言い訳でなんとか押し通す、という感じのゲーム性ですw

原作アニメでの設定になりますが、例えばこの時期はオデッサ作戦が地上で行われたのですが、そこには参戦出来ずテキストで通達が来るのみ。
11月ともなるとソロモン~ア・バオア・クーと宇宙での戦いになっていくのですがこのゲームは地上戦だけなので、またも報告がテキストで来るのみです。
いや、一般兵って事ですからね。これはこれでいいのかもしれないですが(笑)

ただ、ブリーフィング画面などのBGMが月が進むにつれ重苦しい物に変わっていくのはジオン側を愛する自分にとってとても良かったと思います。
滅びの美学、っていうやつですかね。
あの大戦の様々なエピソードによって植え付けられてしまった日本人のDNAを刺激する演出でした。

こういう路線のガンダムゲームを例えばPS2の「ガンダム戦記」で出来たようなコックピット視点でのプレイが出来たりとか、味方兵の顔とかボイスがせめてきっちり出てくれたりとか、あとは原作キャラがいる戦場への参戦とかもね。
味方機のAIや敵のAIもしっかり作り込んで、せめて壁に向かって歩き続けたりとか棒立ちはやめて、と。
そういう部分をきっちりと作り込んでぜひPS4で出してほしいもんですが・・・・・

ただこれはけっこうおっさん、いわゆる「宇宙世紀以外認めない」レトロファンの願いなんでしょうね(笑)
今は色んなガンダムが出過ぎてて、どれが敵や味方かわからんようになってますからなあ。

とりあえず1円にしてはけっこう遊べてます(笑)
ジオン編のミッションはクリアしたので、次は連邦でジムばっかり乗り回しますかな。。