制作作業をしていると「保存」というのは頻繁に繰り返す事になりますが
「元ファイル」と「書き出しファイル」というのが存在するWeb制作において
保存場所が違うってのは本当によくある話。
Fireworksなんかはファイルの書き出し場所まで元ファイルの情報に含んでくれるので
ここらはホントかゆいところに手が届くよなあ、と思います。
最近、どちらかというと制作はPhotoshopで行う事が多いのですが
Macromediaを吸収して、CS3まで進化してるにも関わらずここらへんはまだ未実装です。
(というかそこまでやる気がないんだろうな・・・)

で、自分の場合というと制作物はバックアップの関係上、ネットワーク上のファイルサーバに
フォルダを作ってその中に案件毎のフォルダがあるもんですから
保存する度に一度マイコンピュータに戻って、
地下に潜るかの如くフォルダをあさらなければならない。
で、書き出しするとまた書き出しフォルダ・・・
元ファイルに修正を加えて保存しようとすると
前回の保存場所の書き出しフォルダを覚えとるから
また元ファイルフォルダを探す旅へ。で、書き出し・・・(`Д´)ムキーーーーーー!

いい加減イラッとくるのでせめて保存ダイアログに表示されるサイドバーに
仕事フォルダを追加しちまおう、と思って検索してみました。

「共通ダイアログのショートカットを変更する」
http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/win2ktips/330placebar/placebar.html

この左側に表示されているフォルダは最大5つまで設定できるみたい。(XPの場合)
最初からXPに内蔵されているグループ・ポリシー・オブジェクト・エディタを使う方法では
ちょっと難しかったので、Microsoftが提供している「TweakUI」を使用してみました。
http://www.microsoft.com/windowsxp/downloads/powertoys/xppowertoys.mspx
上記ページの右側サイドバーの下の方に「TweakUI.exe」があるのでそれをダウンロード。
このままでは英語なので、日本語化したい人は
http://stereo.jpn.org/muttyan/ptoyxp.htm
から日本語化パッチをダウンロードしておきましょう。

TweakUIを起動して、左側のツリーで[Common Dialogs]を選択すると、
右側にショートカット・バーをカスタマイズするためのフィールドが表示されます。
そこに任意のフォルダを振り分けてやればOKです。

自分の場合、ネットワークにあるファイルサーバの「仕事用フォルダ」を表示させました。
これでちょっとは煩わしさが無くなりました(笑)

一番良いのはPhotoshopの元ファイルに
書き出し先情報を保存してくれる様になればいいんですけどね・・