子供が生まれて2年半にもなるんですが、
どうやらチャイルドシートの取り付け方法が間違っていたことを知りました。

いや、なんか横にえーらいブレるなあと思ってたんですよ。
どんだけ締め付けても、ふとルームミラーを見ると娘が横Gを受けて
斜め45度に傾いてたりした事もありましたし。
それを見ながら「おわ!スペースハリアーや!!」と爆笑してたのは
正直申しまして親としてどうやねん、と思うのですが
取り付け方がなんか間違ってんやろなあとは感じておりましたのです。

で、今回車を買い換えるにあたって色々と調べていた所、
ちゃんとした取り付け方法を書いたサイトにぶち当たりました。
http://www.geocities.jp/rnaga99/crs-torituke/crstorituke.htm

そうか。部品が一つ足らんかったんや、と気づいたのです。

シートベルトを束ねて固定する「ロッキングクリップ」がなかったんです。

もともとチャイルドシートは購入したのではなく、義理の兄から借りているもの。
その際にはこのロッキングクリップの存在すら知らず、本体だけ借りたんですな。
マニュアルもなんもなくて、「ここがこうなってるからこうなんやろな」と
何気なく固定したつもりになってたんですけども
どうも横方面への揺れ・ズレが発生しよるわけです。

このロッキングクリップでベルトを束ねてやれば、緩みも発生しないので
しっかり固定できるというわけですな。

とはいえ、「金具で束ねる」ってなかなかアナログですわねえ。

最近のチャイルドシート事情といえば「ISOFIX(アイソフィックス)」という
規格が右往左往されながらも浸透してきている様子です。
これはチャイルドシートの取り付け方法に関する規格で、
ベルトではなく台座を利用してシートを固定する方式です。
http://www.safety-1st.jp/isofix.html

今までは規格とは名ばかりで各メーカー(もしくは車両)毎の
ディーラーオプションでしかなかったようで、互換性がなかったとか。
http://news.mynavi.jp/articles/2007/11/21/cs/001.html
(2007年の記事です)

2006年に出された国土交通省のパブリックコメント(PDF形式)
http://www.mlit.go.jp/pubcom/05/kekka/pubcomk66/01.pdf

とはいえ国内ではタカタ製のものしかない様子ですし、車種も最新のものでないと
未対応なので、普及するまでにはこれから10年ぐらいかかりそうな予感。

色々と進化していきよりますなあ、色んなもんが。

とはいえ、なんぞ起こる前に正しい取り付け方法を学べてよかったです。