Windows 7 Proを買って環境移行に勤しんでいるんですけども
いやはや、XPとは違っていろんな部分が進化してますね。

まずインストール画面がブルーバックじゃなく、全部GUIなのが驚きましたね(笑)
昔はOSをインストールといえば2時間は吹っ飛ぶ覚悟で挑んでいたのですが
あっという間に30分ほどで終わってしまうのにびっくりです。

さて、今回。
もともとHDD3台がささってたマシンにSSDを増設し、
すべてをマシンに挿したままWindows7をインストールしました。
もちろん、ちゃんとBIOSでAHCIモードに設定してからです。
バックアップ設定しようと、SSD80GBに対して少し多めの
100GBをHDDにパーテーションを確保。
そしてバックアップを開始しようとしたのですけども、
なぜか「容量が足りません。最低でも330GB必要です。」とのメッセージが。

は?そんなわけねえ、システム領域だけでも30GBぐらいしかねえぞ?と思って
システム管理から各ディスクを見てみると、
SSDにシステムなどが入ってるのは理解できるんですが、
マウントされていない300GBのHDDにもなぜか「システム」の文字が。
そもそも、なんでマウントされていないのかも不思議なんですけども。。

そして、このHDDを試しに抜いてマシンを起動してみると

BOOTMGR is Missing
Press Ctrl+Alt+Del to restart

との文字が。
リスタートしてもこの文字の所で止まって無限ループ。

そう、なぜかブートローダがHDD側にコピーされていて
そのHDDを抜いたらそれが見つからずに起動できなくなった、という事。
このHDDとSSDのシステム領域を含めた合計330GBが「システム」と認識されて
「100GBじゃ容量たらねーよ」とのメッセージを出してたわけです。

Windows7には起動時の問題を自動で修復してくれる機能があるんですけども
それを使っても解決せず。
それどころか最初のOS検索の際にも、インストールされてるはずのOSが見つからない、と。

なのでWindowsをディスクから起動させて
コマンドプロンプトを使ってなんとかブートローダを復活させました。

  1. ディスクから起動
  2. コマンドプロンプトを実行
  3. diskpart と打ち込んでenter
  4. list disk でディスクの一覧を表示させて、OSの入ってるディスクの番号を覚える
    この段階でOSの入ってるSSDは0番だった。
  5. select disk 0 でOSの入ってるディスクを選択。
  6. list partition で選んだディスクの中にあるパーテションの一覧を表示。
    ここでもOSのあるところは0番と判明。
  7. select partition 0 でパーテションを選択。
  8. active と打ち込んでEnter。これでアクティヴに設定される。
  9. exitでDiskpartモードから抜ける。
  10. そしてbootrec /fixboot を実行。
  11. 最後にbootrec /fixmbr を実行。

これで再起動して、再度ディスクで起動して起動回復でOSを検索させてみたら
ちゃんとWindowsが見つかりました。

で、あとはWindows7にお任せして終わり。
ちゃんとHDD抜いたままでも無事にOSは起動してくれて、
そのHDD挿しても「システム」と書かれた文字も消えていて、
バックアップ設定も100GBの割り当てでも「足りない」と言われなくなりました。

なんでこうなったのかはよくわからず、なんせブートローダを復活させることに必死!
おそらく、横着してすべてのHDDを挿したまま新規インストールを行ったのが
一番まずい部分だったのだろうと思います。

最初に組み立てた時なんかは、ここらへん慎重にやってたはずで
それを怠った自分が悪いんでしょうなあこれは・・・・・

ついでですが、SSDも最新ファームにアップして
書き込み回数をなるべく減らすためにドキュメント類はすべて別のHDDに移動させました。
いまはフォルダ右クリックしてプロパティを出して「移動」というコマンドがあるのに感心。

それにしてもSSDで動くOSってのはキビキビしてていいですね!
半年もしたら「おせえ」とか言ってるかも知れませんけど(笑)

あと一ヶ月もしないうちに「8」が出るというのに「7」に翻弄される日々は
これからもしばらく続きそうな予感です。