思えばコロナ禍でライブがどんどん中止になった際に始めたライブ配信。
最初考えていた物とは規模も機材もどんどん増えていって、試行錯誤を繰り返しました。
USBのWebカメラ3台あればいいや~なんて考えてた時よりはだいぶと知識もついたようです。
USBカメラ3台なんて帯域確保出来るかってのw
その分、まあまあ機材に予算を投入しましたけど(笑)

最近はライブ配信からだいぶ遠のいてしまってますが、今取り組んでるのはマルチカメラ編集と音源のクオリティアップ。
配信用の機材として相方Shinさんが購入したZOOMのL-8は、SDカードにマルチトラック録音が可能です。
しかも各チャンネル、エフェクトを通る前の音が収録されるのがとてもありがたい。

なので、南森町Shot Bar Tideでの定例ライブ時はカメラ3台配置して映像を同時撮影。
そしてL-8でマルチトラック録音も同時に進めておく。
L-8のありがたい所はMIXチャンネルはエフェクトを通った音が収録される所。
この辺りの使い勝手もさすがはZOOMやな・・・・と感心するんですが、そのファイルをざっとmp3にエンコードしてShinさんに投げる。
そして、OKが出た曲をまずはきちんと2ミックスに仕上げていく事から開始。

その為に最近使い始めたのがAdobeのAudition。

音声の波形編集用のソフトウェアである。
前から存在は知っていたものの「使う事ねえなあ・・」とスルーしてましたが、Auditionはマルチトラック編集が出来る事、そしていつも映像編集に使っているPremiereとシームレスに連携が出来る、と聞きまして。
この度、導入してみる事にしました。

ざっと見た感じでは「MIDIシーケンス機能がないDAW」みたいな画面。
今回の目標は「Vo,ギター、コーラスそれぞれの単体で録音された物を補正・ミキシングして動画に使用」なので目的と合致する。
そしてVSTプラグインも使えるのがとてもありがたい。
L-8で取り込んだVoにコンプ、EQ補正、そしてリバーブなどをかけて処理するのも直感的に操作ができました。
ただ、Premiereとの連携って部分がよくわからないままです。

Premiereにそのまま音声ファイルを配置して、その修正をこのAuditionで出来たりするんかなと思ったんですがやり方がわかんねえ(笑)
なので、今はAuditionで補正・ミキシングした物をWavファイルで書き出してPremiereに配置しています。

Premiere側では各カメラ毎の映像を取り込んで、まずは書き出す曲の長さに合わせてワークエリアを設定。
3カメラならワークエリア設定済みの3つのカメラ映像を適当に配置、そしてAuditionで書き出したwavファイルも設置。

あとはすべてのファイルを選択して右クリックメニューから「同期」を選んで同期ポイントを「オーディオ」を選択。
しばらく時間はかかりますが、これで簡単に3カメラと音声がばっちり同期してくれます。
最後に各カメラの音声をリンク解除して削除しておけばOK。

練習がてら、どんどんファイルを作ってはYoutubeチャンネルにアップしています。
が、トランジジョンのカーブの不自然さが気になったりとか細かい所が目に付く感じ。
これは二つのソフトウェアを使い込んでいくと、いずれは解消されていくと思います。
要は「慣れ」ですしね(笑)

そういえば最近はサイトの管理・更新にDreamweaverをほぼ使わなくなりましたね・・・
大抵はもうCMSツール上からの更新になってしまってるので。
昔から引き続き管理更新を依頼されてるサイトではDreamweaverを使いますが、いずれリニューアルするとCMSに移行するんやろしねえ。。

Macromedia時代からのDreamweaver、Fireworks、FLASHの3羽ガラスはこの20年で用済みになりつつあります。
本当によくこの3つは使いました。それこそメニューで知らない所はない、というぐらいに。
最近使い出したAudition、そしてPremiereもいずれはなくなっていったりするんでしょうかね。

まずは今までやってきたように「メニューで知らない所はない」ぐらいに使い倒さなきゃなりません。
しばらくは毎月のGEKOの定例ライブの映像を練習がてら加工→アップが続くだろうと思われます(笑)

参考にしたブログ

音素材を自由自在に調理する、Adobe Audition CC を使おう
https://blog.adobe.com/jp/publish/2014/08/20/lets-start-adobe-audition-cc