なにを思い立ったのかふらりと日曜のエキスポシティへと。
以前行った時は長女と二人でNIFRELに行っただけでモールの中を見れなかった。
彼女が「おもしろくなーい」と入口で拒否したためである。
そら保育園児からしたらなんもおもろないわね。

今回はモールの中をウロウロ。
ほほうフードコートにはこんな所がはいってんのか、と思いつつも
日曜の人出の多さにもちろん座れるわけもなく何も食べる気が起こらん。

そんな感じで色んなとこを見て回っていると島村楽器を発見。
あ、楽器屋あったんやな、と入ってみると防音室のショールームが併設されておった。

ほほう。リアルに防音室を見るのは初めて。
しかも中にグランドピアノや電子ドラムなどが置いてあるし、中に入って試奏可能。
これはやってみるべし、と早速グランドピアノの置いてある部屋に潜入。

181まんえん。なんともものすごい値段ではあるが・・・・さてどんなもんか。

思いっきりグランドピアノを叩いたりしてみたけども、確かに音は小さくなる。
しかし、ピアノから発生する低音や下方向の振動はどうにもならん気がしました。
担当者の方に「これマンションに設置する人いてはるんです?」と聞いてみたけど
「いますよー」との返事が。うーん、大丈夫なんだろうかこれは。。

その横に電子ドラムが設置してあった部屋もあったのでそこでも試奏。
電子ドラムはなんぞトラブルが発生しており音が出なかったんだが、
振動の遮断がどんなもんか知りたかったので、そのまま試奏。

さすがにバスドラの振動は防音室の壁を通じても伝わってくる。
担当者の方曰く「空気の振動はいくらでも遮断は出来ますが・・」との事で
これはもう仕方ないって事なんでしょうなあ。
ドラムを叩きたければ1階に住め、と。(それでも壁を通じて振動は伝わるだろうけど)

そして、その隣にあったこいつが目を引く。

「だんぼっち」なんとも素晴らしいネーミングセンスであろうか。
公式サイトはこちら

2013年4月、「ニコニコ超会議2」にてPlayStationR3向け家庭用カラオケソフト「JOYSOUND DIVE」のブースで、会場内でその場で歌えるように手作りのダンボール製防音室(だんぼっち零号機)を製作し、展示しました。

と、元々の開発の経緯はこういう事だったらしい。
実際に中に入って、ステージと同じぐらい声を張り上げてみたけども
テレビの音ぐらいに減衰されており、これは宅ロッカーにはかなり使えるのではと。

値段も8万円弱というお手頃価格、しかも簡単に組立・分解も可能って事なので
歌いたくなったらその場で組立て、という運用方法も出来るとてもよい製品。

この中でギター抱えて座れるか、というとかなり微妙なサイズではあるが
製品一覧を見ると「ワイド」ってのもあるようなので、それも見てみたいもんである。

防音ってのは集合住宅、いや田舎の一軒家に住まない以外は楽器をやる以上悩みの種。
サイレント楽器もこういうダンボール防音室も日本の住宅事情ならではの製品なんだろねw

P.S.
エキスポシティを出る時の駐車料金にびっくり。
日曜日は2時間無料適用されないんだね・・・・・・・いい勉強になりました。