長女が小学6年生に進級した。
あの桜の下ででっかいランドセルを背負って初登校してからもうそんなに経つのが驚き。

雨模様の入学式 ― 6年間の旅路のはじまり

小学校に入学してから、どこぞ友達と出かけるようになるやろしな、ちゅう事でmamorinoを導入しました。
2つ下の長男も同じく小学校1年からキッズケータイを導入。

ところが5年生あたりになると「お友達がスマホを持ってる」という話をチラホラと聞くようになりまして。
自分からすると「いや、それは早くねえか?」という感覚なんですが、それは各家庭の考え方。
中学入学と同時、ぐらいかなあというのが我が家の感覚です。

LINEをお友達とやってみたい、という申し出に対して、確かにキッズケータイやとCメールしかないしなあと
頭をひねったあげく、電子書籍用として購入したFIRE端末に無理矢理LINEをインストールして運用開始。
セキュリティガチガチにして「直接顔を知ってるお友達限定な」という事でずっと運用してました。

6年生になったって事で、もともと自分が使ってた端末(XPERIA XZ1)に長女のLINEアカウントを移行。
外に持って行く事と電話番号による通話は出来ないけども、自宅Wi-Fiの中で1年間プレ運用を開始する事にしました。
これで娘は自分自身のGoogleアカウントを持った、という事になる。

Googleアカウントごと、親の端末で子供の端末を管理出来る「ファミリーリンク」というアプリがある。
https://families.google.com/intl/ja/familylink/

もちろんLINEのやり取りの中身までは見れませんが、一日の使用時間の上限、通信ロック出来る時間帯の設定、Google Playからのインストール制限、Web検索におけるセーフサーチの適用などなどが親の端末から出来る。
現在地の検索もこのアプリケーションから可能。

アプリをインストールしようとしても、全てこちらから許可しなければ出来ないように設定も出来る。
「そこまでせんでも」と思いましたが、この1年間でネットの海に出て行く事のリスクを教育していかねばなりません。
まずは端末を手にした子供がどれぐらいスマホに没入してしまうのか、というデータを取るのが先(笑)

学校でネットに関してどれぐらいの教育を受けてるんやろな、と娘に色々質問してみる。
「メールアドレスって何か教えてもろてる?」「しらーん」・・・・こらあかん。
学校はアテにならん事が判明したので、じっくりと子供らに教えていかねばなりません。

自分が子供の頃はこんな事に頭を悩ませる事がなかったんですが、親にとっても未知の領域やね・・・
リテラシーを学ぶ事なく、端末を自由に使わせるなんてちょっと自分には怖くで出来ません。
人が演奏してるところを演奏者に無許可で撮影して、無許可でネットにアップするような大人がたくさんいる世の中ですからね。
それが良いことなのか、アカンことなのかも判断出来ないようになっては欲しくありません。
この1年、気合いれてカリキュラムを組んで娘と向き合っていく所存です。

自分の指紋をスマートフォンに登録して「すごー!」と喜んでる娘を見て、ほんま大きなったなあ・・・と思う春の日でした。