何が発端かといえば、ある日カルディへ長女と行った際に「あ、これ欲しい」と持って来たのが冷凍のカヌレでした。
カルディでなんぞ欲しがるって事がめったにない長女が言うもんやから「おう、ええよ」と購入。
そもそもどこでそんなもん知ったんや、と聞いてみると案の定なんかの動画で見たとの事。

カルディで売られていたのはかなり小型のカヌレで、長女曰くそれなりに美味しかったようで。
で、その流れでどういう話になるかと言うと「これって作れるん?」というのがいつもの流れ。

パッと見た所、粉もんなのはわかるけどもその黒さは一体なんだ、という所が疑問。
その釣り鐘みたいなケッタイな形からして、なんぞ型がいるやろって事でAmazonで検索。

ちょうどタイムセールしてて少しだけ安くなってたのでそのまま購入。
その後から知ったのだけど、シリコンのものとか銅製のものなどもあるようで。
まあでもテフロンの方が色々楽やろうしな、と物が届く前に無理矢理自分を納得させることにする。

実際に届いて見たら、ホットプレートに付属してるたこ焼きプレートぐらいの存在感。
あー・・・・もっと小さいのんで良かったかなと少しだけ後悔。

さて、じゃあ作るかって事で材料を調べてみるとラム酒が必要って事らしい。
酒を飲まない我が家にそんなもんあるわけがなく、とりあえず仕事帰りのコンビニで見かけたバカルディのちっさいのを購入。

これも購入してから知ったけども、ラム酒って色んな種類があってお菓子作りにはダークラムってのが主流らしいのな・・
どうも今回は先走って小さな失敗を積み重ねてる気がせんでもない。

さてとこれで材料は揃った。
色々とレシピを見てみると、でっかく膨らんでしまわないように生地を丸一日寝かさなければアカンとか。
とりあえずきっちりと分量を守りながら、ボウルに材料を混ぜ合わせていく。
今回の型は12個。家にあったグラニュー糖のストックが半分近くなくなるのを見て末恐ろしくなりました。

そんなこんなで焼き上がったのはこちら。

若干、天井部分に焼きムラがあるものの、カヌレっぽくは仕上がりました。
きっとこれはオーブン温度が少し低かったのが原因なので、次回は高めの温度で予熱をしてみようと思います。

クライアントである長女によると「めっちゃ美味しい!」との事なんで、また試行錯誤を重ねつつ作ってみようかと。

今回型離れの為にバターを塗りましたが、伝統的レシピだと「蜜蝋(みつろう)」って物を使うらしいですな。
しかーし、こちらのサイトを見てみるとかなり面倒くさい工程。
ここまでする意欲が沸くかどうかは今後作るカヌレの出来次第、という予感がしております(笑)

濃い目の珈琲と一緒に食べたら非常に美味しかったです。
長女もお友達の家にお土産として持って行ったりしたので、あっという間に12個が消えました(笑)