本日は小学校の運動会でありました。
前日から天気が崩れるかも、という予想を大きく裏切って見事な秋晴れ。

今年は長男が入学して初の運動会。
昨年の運動会のエントリーはこちら。

平日 ― 秋晴れの振替え運動会

1年生と3年生の種目を見る、という事で昨年と比べて見る種目も倍になるわけですが使う体力も倍になるわけで。
我が家の子供達はどちらも運動会の練習を頑張っていたようで、ダンス種目の曲をiTunesで購買させられる等しました(笑)

徒競走もダンスもめいっぱい楽しそうにやってる姿を見て安心。
小さい頃、運動が苦手な肥満児だった自分にとって運動会は出来れば避けたい行事だった。
そりゃわざわざたくさんのギャラリーの前で苦手な事をしたくはありませんや。
ましてやあの当時は勝敗をガッツリ決めるのが当然、という世の中でしたしね。
ビリっけつで走っているデブは指さされて笑われるために存在してた。それが僕。オーマイガー。

そういや、ここの小学校は徒競走などのゴールテープを選手がゴールする前に離して地面に落とすルールらしい。
色々調べてみると2013年あたりに青森でゴールテープに首が引っかかって頸椎捻挫した生徒がいたらしくて、示談金で和解という事があったようで、それに対する対応なんでしょうな。
もはや「ゴールテープを切る」なんて慣用句もここじゃすっかり過去の物となってしまっているのか。
というか、それなら最初からテープ出さなきゃいいのではなかろうかと思いつつも。

あと、昔なら6人で走る種目ならレース後に1から6って書かれたフラッグの所に並んだような記憶があるが、今ではそういうのもなくただ単に自己申告で自由に並ぶだけ。
白組と赤組の総合得点で勝敗を競っている、という名目なのに個人単位ではそういうのは配慮されてんですかね。
ここは公立の小学校。早ければ中学受験で否応なく勝敗の世界に直面させられるというのにこんな腫れ物に触る感満載の対応でいいんだろうか、とちょいと心配になる。
まあ、世の中には揃って行進しているだけで「軍靴の足音が聞こえる」ような人もいますさかいに。

昼食は現在では子供は教室に移動してお弁当を食べる事になっている。
その昼食時、校庭に散らばった保護者達がそりゃ静か~に黙々とご飯を食べるわけですよ。
たまたまオーストラリアから帰国していた義妹も一緒にいたんですが
「これきっとオーストラリアじゃ酒盛りして大騒ぎになってるよw」と一言。

その瞬間、自分が子供だった頃に記憶がフラッシュバックする。
いや、あの当時普通に校内でもビール飲んでたしタバコ吸ってたような記憶がある。
パッと周りを見渡してもビール飲んでる人はいないし、喫煙する人は校外まで出て携帯灰皿を持って喫煙しているのを見て、ああきっとモラルが変わったんだねと思っていましたが・・・

「運動会 飲酒」でリアルタイム検索かけてみるとまだまだ健在な所はあるようで。。。
そっか、ここは住民の皆さんが品が良い、っていう事なんですね。
滝登りする鯉が背中に描かれたショッキングピンクのアロハシャツを着ていかなくてよかったです。

あと「大玉転がし」のこのボールね。
昔はそれこそ紙を貼り合わせて作ったゴツゴツのモンだった気がしますがこういうのが売られていると。

Amazonでも売られております。まあまあな値段しますわな・・・

公式サイトの説明によると

塩化ビニール製だから重さはわずか7.5kg、摩擦が少ないから超高速化!
大玉転がしでも大玉送りでもスピーディな展開必至
外袋と内袋の独立二重構造だから、競技中のトラブルにも安心
ちょっとしたキズには付属の補修用シートで対応できる
別売の大玉用ポンプを使えば、5~6分で封入も排出も完了!
空気を抜けば、通勤カバンくらいで収まるので置き場所にも困りません。

グレイト!置き場所問題まで解決している時の流れに乾杯だ!

ただやっぱり「大玉転がし」のBGMは「天国と地獄」だろう、と。

BGMにはもはやJ-POP(しかも歌なしのインスト)しか流れていないのに音楽家の端くれとしては寂しさを覚えるのでした。
せめて徒競走にはアイク&ティナ・ターナーバージョンの「プラウド・メアリー」とか流れないもんですかね。

需要は狭いかもしれんが「運動会DJ」やってみたいと心から思いました。
新旧織り交ぜてプレイリスト作る自信あるぜ。
あ、あとは貧弱な校内スピーカーで音がクリップしてるのもガマン出来ないんでPAシステムも・・
え?なんか面倒くさそうなのでいらない?そうですよね。