いまやGoogle先生のサービスでまかなえるんじゃねーの?ってぐらいに
グループウェアとしての存在が薄くなってしまった感のあるOutlook。
知恵袋などで質問しても大抵はOutlook Expressと混同されてカオスになる運命の
このアプリケーションですが、個人的には手放せません。

確かにメインメールはGoogle Appsに移行しており、Outlookで送受信する事は
ほとんどないのですが、スケジュール機能と仕事(ToDo)が自分の使い勝手と違うのです。

Outlook2007になって仕事(ToDo)がToDoバーとして独立し
しかも予定表と同様に各分類で色づけできる機能が追加されたのが
自分としてはものすごく使いやすくなりました。

家庭イベント、PC仕事、音楽仕事などなど、それこそ資源ゴミの日からなにから
ここにぶち込んでおき、各色の分類が身体にしみついてくると
直感的に「あ、今日この仕事をしなくちゃ」というのが一目でわかるんですわね。
しかも予定表を1週間表示にすると、ウィンドウ下方に仕事リストが
スタックされて表示されるので、これもとても自分の使い勝手にはあってます。
Googleカレンダーでは色分けもできないし、このスタック表示もないので
いまいちわかりにくいんですよねえ。

さて、そのOutlook。たまーに思いっきり動作がクソ重くなります。
メールの見出しをクリックしてプレビューに移るまで数十秒かかったりとか
メールから予定表に移る際にフリーズしてしまうとか、明らかにストレスがたまる挙動。

こういう時、たいていの場合はOutlookファイル(.pst)が壊れてるケースが多いのです。

そのPST修復ツールが実はこっそりとですがOfficeをインストールする際に存在してます。

WindowsXPでCドライブが起動ドライブの場合、
C:\Program Files\Microsoft Office\Office12の中にあるSCANPST.EXEというのがそれ。

これを起動するとこんな画面になります。

「参照」をクリックしてpstファイルを選択してやります。
pstの場所を知るのに一番簡単なのは、Outlook2007の左上メニューバーから
「ファイル」→「データファイルの管理」を開いてあげると
使われてるpstの一覧が出てくるのでそれを選択して「フォルダを開く」をクリックすればOK。

WindowsXPでユーザー名がAdministratorの場合は
C:\Documents and Settings\Administrator\Local Settings\Application Data\Microsoft\Outlook
に収納されています。

pstを選んで「開始」を押してやるとまず診断がはじまります。
Outlookがクソ重い場合はたいていの場合「壊れてます」と出るので
「修復」をしてやればそれで終わりです。

自分の場合はほとんどこれでサクサクの状態に戻ってくれます。

FAT時代と違ってpstファイルのサイズを気にしなくて良くなった分
管理がおざなりになってしまいますけど、たまにはこいつでリフレッシュしてやれば
pstの存在も忘れなくてすむ、なあ・・・・・と自分を納得させています。

ちなみにスマホのジョルテとの同期はどうしているかというと
OutlookをGoogle Calender Syncを使ってGoogleカレンダーと同期させて、
そのGoogleカレンダーをジョルテと同期させています。

ToDoは同期させてません。
ToDoリストが必要なのはPCの前に座っている時だけですので。