ゲーム「MAFIA」3部作、そして「ボードウォーク・エンパイア」とマフィア関連の物にどっぷりと浸かってる昨今。
最初はお試しで・・・と登録したU-NEXTが次に「あなたにオススメ」して来たのがこの「ジ・オファー/ゴッドファーザーに賭けた男」でした。
2022年放映のドラマのようで、最初は「へえ~こんなんあるんか」ぐらいで見始めたんですが、これが面白くて。

それこそ「ゴッドファーザー」は若い頃から何度も見返して来た映画。
とはいえ2020年の再編集版「最終章(PART III)」の違いとかまではわからないヌル目のファンではありますが。

制作まではめちゃめちゃ波瀾万丈の連続だった、とは色々聞いてた「ゴッドファーザー」ですが、そりゃドラマにも出来るわねぐらいの連続。
この映画がコケたらパラマウントが吹っ飛ぶ、という緊張感の中でマフィアからの横やりなどなど(もちろん話が盛られてる前提で)ようこんなん完成出来たな・・・と。

特にイタリア系であるフランク・シナトラは自分をモデルに書きやがった!と原作本の段階で怒ってたわけですが、このドラマでもその辺りは存分に描かれており、これきっとシナトラが生きてる時は絶対ドラマ化は無理だったと思われます。

あと、出てくる俳優がけっこう似ててそれもびっくりする。
まだ新人だったアル・パチーノもベテランのマーロン・ブランドも、それこそコッポラも全然違和感なし!
アメリカのエンターテインメントの奥の深さを感じずにはいられません。
しかしよう見つけてくるよな・・・と感心してまいました。
何をやってもキムタクにしか見えない、というドラマ制作とはまったく真逆のアプローチ(笑)

最初はロバート・レッドフォードに出演交渉をした、というのも何かで読んで知ってましたが、このドラマでは「明日に向って撃て!」のラストシーンの撮影現場に向かうという描き方をしてます。
こういった感じの映画ファンに対しての小ネタも満載でそりゃこんなん面白くてどんどん観てしまいますわ。

「ボードウォークエンパイア」と違ってエロいシーンも皆無なのでお子様と観ても問題なし。
とはいえやっぱり「ゴッドファーザー」をある程度観た、という人向けやとは思います。

U-NEXTめ・・・・いつまで経っても解約出来ねえじゃねえか・・・

マフィア物といえばやっぱり「アイリッシュマン」も気になります。
Netflixのみの配信なので、いずれは課金、なんやろなあ。

いやあ映画って本当に(略