年が明けてから初めての休みらしい休みの本日。
家族みんなでどっかに出かけようとがんばって早起きして朝型に戻した。

「うっわー、ねっみー」と思いながらも車を走らせる。
とはいえ目的地はここから10kmも離れてはいないのだけれど。
少し曇り気味の日曜日、業務用スーパーには長蛇の列が出来ており
警備員のおっちゃんはパニクりながらも、きっちりと渋滞を引き起こしている。

本日の目的地はここ、「あくあぴあ芥川」。正式名称は芥川緑地資料館である。

芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)

芥川緑地資料館(あくあぴあ芥川)

前から「近くに淡水魚専門の水族館がある」とは聞いていたので一度来てみたかった。
が、駐車場はガラ空きで車は3台ぐらいしか止まっていなかった。
自動支払いゲートの向こうに有人の管理室があり、おじさんが「何かせねば」という使命感で
ウロウロしてるのが「ああ、こりゃあ民間の運営じゃねえな」と思わせる雰囲気。
オープンは平成9年という事だが建物は意外に老巧化が進んでいた。
モルタル割れなどけっこうひどい状況である。
恐らくメンテナンスの予算が出ないまま雨ざらしになってるのかも知れません。
建物への入館料は無料でした。

建物2Fにある水槽展示のコーナー。それなりの種類の魚がいて楽しい。

建物2Fにある水槽展示のコーナー。それなりの種類の魚がいて楽しい。

この大きな水槽の前には約30個ほどの小さい水槽があり、
ザリガニ、カエル、はてはスッポンモドキなどまでがいて
特に芥川流域に生息しているものだけを展示しているわけではない様子。

小さな水槽がたくさんある

小さな水槽がたくさんある。

あと、ふと壁に貼ってあったこの写真。

ウグイがこの流域で絶滅している事を知る。

ウグイがこの流域で絶滅している事を知る。

ウグイがこの流域ではすでに絶滅している事に驚きました。
あの魚ってけっこう汚い水でも生きていけるはずなんだけども、
他の種類との共存が難しいのかな。
ご飯粒でも簡単に釣れるので、川釣りの入門魚としてはとても手軽な魚なんだけどなあ。

圧巻だったのは1階の標本・剥製の展示物コーナー。

1Fの展示コーナーのはく製。リアル過ぎて逆に怖い。

1Fの展示コーナーのはく製。リアル過ぎて逆に怖い。

ここには昆虫、野鳥、および野生動物などの標本・はく製がテンコ盛りで
コーナー全体が小学校の理科室っぽいダークな感じがしていました。
可愛げのかけらもない展示物達に3歳の娘は「こわい・・・」を連発(笑)

屋上ピロティからの眺めもなかなか素晴らしかったのですけども写真を撮り忘れてたみたい。
近くにはプールもあるようで、夏場はもしかしたらけっこうな人が来るのかも。

1時間ほどの滞在でここを出て、近くの緑が丘公園に移動。
ここも初めて来ましたがなかなかスケールの大きい滑り台があり、
そのおかげで娘の機嫌も治りました(笑)

2014-01-05-12.34
夕方までには家に戻りましたが、なかなか楽しい休日となりました。
あくあぴあ芥川・・・また夏にでも思い出したら行ってみようかな。