押尾コータロー氏のスコアを買ってからもうすぐ1年が過ぎようとしております。
根をつめた感じでコピーしまくるわけでもなく、右手の独特な奏法にも四苦八苦しながら
気づけば家でアコギを弾いてる割合の方が増えました。

当初は「Hard Rain」のコピーに励んでいたのですが、途中で飽きてしまい
まずは完璧に弾けるように頑張ろうとしたのが「ラスト・クリスマス」。

これはライブバージョンなのでこっちを完璧にコピーしてるわけではなくて
スコアに載ってるスタジオバージョンの方をコピーしました。
こいつにだけ集中したおかげで、右手薬指の爪を弦に当てる「ネイルアタック」は
だいぶと出来る様になった気がします。
人前で披露できるレベルかどうかはまだ怪しいですが(笑)

ここ最近トライしてるのはストローク系の曲である「翼~You are the Hero」。
DADGADチューニングに慣れたいという思惑もあったし、
なによりこの右手の独特のストロークを会得したいのが一番の目的です。

この右手を開いたり閉じたりしながらのアップダウンストロークは
普通のピックでやるアップダウンとは違い、右手親指をボディ側に固定して
それでボディの打撃音を出せるのがメリットなんですが
これがね・・・やっぱり今まで30年近く弾いてきたやり方とは根本的に違うわけで。
しかも、この動画だと手のひらで弦とボディを同時に叩いたりもしてるので
わっけわからんのですよ本当に!

でも理屈としてはストロークしながらバスドラとスネアを組み合わせたような
リズムも同時に出せるようになるわけですから、ギター1本でなんとかせえという場合
絶対に役に立ちそうな気もするんですな。

そして頑張って左手側のコードやメロディはなんとか全て身体に叩き込んで
毎日少しずつでもこの右手の動きに慣れるべくガシャガシャやっとるんですが
爪の痛み具合がもう恐ろしいのですよ。

押尾氏は爪をだいぶ伸ばした上にスカルプチュアというもので爪の保護をしているそうで。

https://twitter.com/kotaro_oshio/status/366046587287375872/photo/1

うーむ、ここまで伸ばせるのはアコギしか弾かないという押尾氏ならでは。
普段はエレキ率が高い自分にとって、ここまでは伸ばせない。

しかし伸ばした方がハーモニクスをきれいに出す場合には有利だろうしなあ・・・と
先に曲覚えてまえよ、と言われそうな悩みを抱えておるのです。

爪にマニキュアみたいにペタペタ塗るのもなあ・・・というのもあるし
イザ!いう時にさっと装着出来て終われば外せる様な物・・・・があれば・・

そして見つけ出したのが「Guitar Nails」というセミオーダーのつけ爪。
http://ki-ta-ga-wa.jp/?mode=f5

べっ甲製のつけ爪。「KITAGAWA Handmade Guitar Pick & Guitar Nails」から引用

べっ甲製のつけ爪。「KITAGAWA Handmade Guitar Pick & Guitar Nails」から引用

おお、これなら変な薬塗らなくても良いし、なんというかちょっとオシャレだ(笑)

もう3曲ぐらい覚えてからこいつをオーダーしてみようと思います。
次は「Splash!」かなあ。