我が家にはアコギ(用の弦が張ってある物)が2本あります。
1本は去年、ブリッジサドルを交換して生まれ変わったYAMAHA FG-200D。
もう1本は人から譲り受けたOvationのCelebrity Deluxe CS257という安いエレアコ。
こっちのエレアコはたまにライブで使ったりもしてるけども、
どっちも主にジャカジャカとコード鳴らすぐらいにしか使ってなかったので
ネックの調整とかサドルの高さとかけっこうええ加減でも別に困りませんでした。
しかし、何が悲しいてさ。
「なんかギターで弾いてみて」と言われた時にですよ。
そこにエレキとアンプがあれば「スモーク・オン・ザ・ウォーター」でもやりますけど
アコギだけしかないって時に自分の引き出しの少なさが露呈するわけじゃないですか。
それなりにキャリアも重ねてるんで、コードだけでも何とかそれっぽく
弾けてますよーぐらいの事は出来ますけども、せっかくならもうちょいグレードアップして
自分の引き出しも増やせればいいな、と思ったわけです。
そこで選んだのが大阪が産んだギタリスト、押尾コータロー氏。
一貫してスチール弦のアコースティック・ギターを使用してはるのと
ちょっと若い時にロカビリーバンドやってまして、
右手のギャロッピングぐらいなら出来ますよ、という自分の右手レベルを
もう一つ上に引き上げるには、「超えれそうな壁」な気がしたんです。
押尾さんのギターはそれこそレギュラーチューニングの曲の方が少なくて
曲によっては一言で言えないようなチューニングですし、
耳コピするにあたってまずはチューニングから探らなければいけない、
という事にぶち当たり、それなら・・・・と久しぶりにスコア集を買ってみました。
自分が持ってる中で弾いてみたい曲が目白押しだったこのベスト盤のスコアを
Amazonにて購入。
このスコア集、押尾さん本人監修という事もあって買ってみましたが
これがまあ、自分が昔買ってたようなウソばっかりのスコア集とは大違いで
各右手のテクニックの解説や左手の押さえる指の指定などなど、親切過ぎて怖い(笑)
各曲のチューニングもわかり、ざっと譜面を追いながらコピーを始めてますが
そらもう手強すぎて毎日アコギを触るのがとても楽しいです。
そして、これに取り組む事によってアコギのネック状態や弦高などに
めちゃめちゃシビアになれそうな気がします(笑)
今のままではとてもじゃないがまともに音すら鳴らない状態ですし・・・・
まずはクリスマス時期なので「ラスト・クリスマス」を弾けるようにがんばろっと。