もはや毎年恒例となった此花区民ホールでのダンスパーティーでの仕事。
(詳細はバンドのブログにて http://fauntime.com/468/
昨年に引き続き、譜面だけで打ち合わせてせーのドン、というステージが1回だけあった。

「はい」とリハーサル時に配られる譜面。

2014-11-24-16.14

あー、はい・・・・。知らん曲や・・・キーはCで・・と。なんとかなりそう・・かな。

「んじゃいこかー」

え?

・・・・もう次の瞬間に曲になってるってのはどういうこった。
やっぱりね、こういう時に自分の演奏レベルってのを実感するのですよ。
それだけで食べてる、って人達はそれが普通なんだな、と。

もともとはジャズなどの経験、そして知識がほぼないワタクシでございますので
「これが当たり前だぜー」なんていうフフフン感はゼロ。
スリーコードのロケンロールでケツ振りながら満面のドヤ顔で弾いてる自分の顔とは
まったく違う悲壮感が溢れていました。

リハーサル終わってから「なぜあのエンディングはみんな一発で決めれたの」と
正直な疑問をリーダーにぶつけてみると、優しく優しく教えてくれました(笑)
そういう暗黙の了解、みたいなのがやっぱりあるみたいです。

疑問が一つ解けて嬉しい反面、本番が近づくとまた顔面が固まってくる。
1ステージ目はドヤ顔で終えたものの、2ステージ目のインストになると
もう譜面から目が離せなくて、客席なんて全く見えませんでした。

去年と比べて進行を見失う事はなかったので少しは進化してた・・はず。

このステージ終えて、ステージ袖に引き上げる時にリーダーについ言った言葉。

「(いい経験させてもらって)ありがとうございました。」

このバンドも来年は結成20周年になる。
入ってからもう15年以上経つけど、あれだけ雑なプレイをしてた
自分を暖かく育ててくれたのはやっぱりこのバンド、そしてリーダーなんだなあと
感謝の気持ちが本当にいっぱいなのでした。

まだまだ期待に応えなきゃいかんですね。