京都に演奏の仕事に行った帰り道、なんとなくスマホのカーナビを使ってみようと思った。
自分の車には約10年前のモデルになるけども据え置き型のHDDナビが付いている。
そこで同時にナビさせてみてどんな感じなのかをチェックしてみた感想を書いてみる。

1.自車位置精度

据置のナビは車後方の屋根にGPSアンテナ、そして車速パルスを取っています。
スマホの場合は端末に搭載されているGPS機能のみになるのだけれども
これが意外に自車位置を見失う事がなかったのが驚きでした。

ただし、峠道みたいなクネクネと曲がる事を繰り返す道では
やっぱり据え置き型の方が正確に位置をトレースしてくれており
スマホの方は「自車位置の再取得」を何度も繰り返す場面も。

なので、目的地が峠道にあるような場合ではけっこう「めんどくさ!」って
場面が出てくるかもなあ、とは思いました。

ちなみに今回は車載ホルダーに固定してのナビ使用。
助手席に放り出して手に取りながら、は危ないのでやめた方がいいと思います・・・・

2.地図の正確さ

これはやっぱりスマホの方が圧倒的有利でした。
自分のHDDナビは毎年年末になると「地図更新のお知らせ」が来るのですけれども
本体からHDDを外して梱包し、所定の所に送らなければならず
しかもその間はナビとしての使用が出来ません。
そして更新料金は20000円・・・・。

最新機種は3年間の地図更新サービスが付いてる方が多いので
これは自分の機種が古い、というだけかも知れませんが(笑)

3.渋滞情報の表示

据置にはVICSビーコンをオプションで追加してるので、
頻繁に渋滞情報が表示されるのだけれども、Googleナビもちゃんと表示される事に驚き。

しかも米国ではWazeユーザーがレポートした渋滞情報をGoogleナビに反映させる
サービスが始まっており、カロ社の「スマートループ」とよく似た機能が追加されてる様子。
これが日本でも始まったら驚異的ですね!

http://news.mynavi.jp/news/2013/08/21/015/

今回は深夜に使用したので、渋滞の時のリルートなどは出ませんでした。

4.電池消耗

今回バッテリーソケットから2Aタイプの充電器を挿しっぱなしで使用しましたが
ナビ開始時55%だった電池容量が、1時間半のドライブ後57%とほぼ充電できてませんでした。
そりゃ画面もつきっぱなしでGPSでトレースしっぱなしですからこれは仕方ないかなあ・・・

あくまでメインは電話使用と思っているので、
この充電のされ方だとちょいと自分は厳しいですね。

5.まとめ

据置タイプを長く使ってるせいもありますけども、自分はまだ
「据置とっぱらってスマホに乗り換えよう」という気にはなれませんでした。
山道でのトレース能力がいまいち信頼出来ないのもありますし、
なんといっても電池の消耗具合が一番のネックですね。

  1. 今持ってる据置は地図更新料金が高い
  2. 電話使用がメインというならば、通信だけさせてスマートループにしろや

という二つを確認した今回の実験。

据置タイプの最新機種が欲しいなあ、という事を再認識してしまうという結果に
財布の中を見てため息、というなんとも言えない気持ちになったのでした(笑)