2021年の夏に引っ越してきて、今年めでたく(?)築30年を迎えた我が家。
引っ越し当初からあちこちに外壁の剥がれなどが目立ってたので、いつかは外壁塗装やらんといかんな、と。
自分としては剥がれててもそれはそれで味があるじゃない、と安易に思ってしまうので先延ばしにしがち。
今回の外壁塗装プロジェクトはほぼ嫁さんが主導して進めてくれました。ありがたや。

嫁さんが見つけてきてくれた業者さんはすごく丁寧に説明を進めてくれて、写真を取り込んでのシミュレーション画面や塗装サンプルの取り寄せなどなど、実作業に入るまで全く違和感を感じませんでした。

シミュレーション画面は自分でも操作させてもらえたので、屋根真っ赤、壁ピンクのまことちゃんハウスにしてみたり(笑)

さて、じゃあどんな色にするかって話なんですが、外壁は現在の色が気に入ってたのでその路線をキープ。

塗装後の外壁。前の色よりはほんの少し濃くなった。

屋根はダークブラウンというちょっと地味目な色だったので、ここは冒険のしどころだな、と。
色々とシミュレーションを試した結果、濃いめのブルーにしました。

空や海を連想させるこのブルーをまとって生活するのもいいな、と。
青といってもとっても幅広くて、空色・水色・浅黄色・コバルトブルー・ターコイズブルーなどなど色んな呼び方があります。

この屋根の色は子供の頃の話ですが、当時の24色の絵の具セットにしか含まれてなかった「セルリアンブルー」を思い出します。
16進カラーコードだと#007BA7らしい。
元々はラテン語で空の色を表す「caelum」が語源でそれが英語化したものだそうで。
絵の具のセルリアンブルーにはその色が好きだったのもありますが、その名前の響きが何か頭に残ってる。

そういえば未だに絵の具って「みどりいろ」がなくて「ビリジアン」みたいっすね。
なんやねんビリジアンって、って思ってましたが、同じセットの「レモン色」を混ぜて「みどりいろ」になるからだとか。

今回の外壁塗装工事はこの写真に映ってる職人さんがたった一人で毎日手作業で全て塗り上げたもの。
てっきり、大人数でぐわーって塗り上げちゃうのかなって思ってただけに、その丁寧な仕事ぶりにはとても感銘を受けました。
外注ではなく、自社所属の職人さんってのもこのご時世、ポイントがとても高いと思います。

猛暑の中、丁寧に仕上げて頂いて本当に感謝です。

「あの青い屋根の家」って呼ばれるのも悪かないな(笑)