ここ1カ月ほど、毎週何かしらの曲を覚える必要性があったりして、それこそ分刻みで寝て起きてみたいな日々でした。
あー、炊飯器のメシが炊ける間に1曲譜面書けるな!みたいなそんな感じ。
どうしても「生活」という部分もクリアしていかないとそちらに時間を割けないのは、この年になると仕方ない。
そして、月末を挟むとそれプラスの仕事の時間も必要になってくる零細自営業者の哀しさである。
こういう時「ああ、大人になんかなりたくなかったよ!」とほんの少しだけ思ったり(笑)
あのテレビの「今時、請求書が紙ベースですか?」みたいなCMにも若干イラッとくるぐらいには追い込まれたりもする。
紙じゃないとダメってとこがまだけっこうあるんだよ、こっちはよくてもよ。
そんな少しだけ早く起きた日曜日。
ちょっとなんぞみんなで金閣寺でも観に行きたいな、と思っていたんですが小4の息子は「おもんなさそう」と家に居る宣言。
んー、とは言え息子一人置いて出かけるってのもな・・・と。
そこで小6娘が起きてから「どっちの親と出かけたいか決めてもらう」という方式をとる。
まあ、きっと男親はこういう時は選ばれねえだろうなあ、と思ってたけども案の定その通りに(笑)
朝早くから「BTSのグッズを探しに行く」と鶴橋に出かけた女性軍。
さーて、じゃ事務作業や譜面作業をやりつつ息子のメシの心配って感じか・・・・あれ?おらんがな??
「友達を探しに行ってくる」と出かけた模様。
君、家におるっつーたやん・・・
一人留守番状態。
ほったらかしで緑色の藻に染まった水槽を掃除したりしてると友達を引き連れて帰宅する長男。
「おお。あれ?みんなメシ食うたんか?」と聞いてみると
「朝から何も食べてません」とか「家に今日は誰もいません」などなど。
自分が小学校4年の時ぐらいって、休みの昼飯とかどうしてたんかなあと思い返すもあんまり思い出せない。
もしかしたら、もう自分でラーメンぐらい作って食ってたような気もするけども、
育ち盛りの子供が「朝からなんも食うてない」ってのは正直親は何考えとんねんとモヤる。
こういうのはそれぞれの家庭でそれぞれの事情があるんやろうし、良い悪いで決めつけはよくないけどなあ。
しかし、やっぱ子供が腹すかせてんのはよくないわね。
大人としてそれを聞いて「そうか」と見過ごすわけにはいきませんわ。
幸い、我が家は広島の叔父さんが毎年大量の米を送ってくれるので中華鍋いっぱいの焼きめしを。
長男に「鍋に焼きめし入っとるから適当に食っとけ」と告げて、自分の作業に戻る。
コロナ禍になって、ここの周りの家庭事情も色んな変化があったというのを噂で耳にする。
徒歩圏のスーパーマーケットはいきなり倒産して閉店しよるぐらいやし、そりゃ家庭という小さなユニットに何があってもおかしくない。
しかし、腹すかせた子供がお金も持たずウロウロしてるってのは非常によろしくない。
そして徒歩圏のスーパーマーケットが閉店した今の状況では、校区内では何も食料品を買うことが出来ない、ってのも問題よなあ。