このツイートを読んで色んな事を思いだした。
父から相談の電話がかかってきた…。ふとした喧嘩で母親が妊娠出産子育ての時父親が全く協力的ではなかったことを思い出してブチギレて全く口をきいてくれなくて困ってるとのこと。「そんな昔の恨みをずっと何年も言われ続けてどうすればいいのか分からない、黙ってると怒られるし…」との事。
— 紙野まじお (@kaminohai) December 23, 2013
母親が恨みを忘れないタイプなのも確かにあるとは思うんだけど、多分昔父親は結構酷いことをしたと思うんだよね。母親はそれを今だに思い出して怒る位、本当に許せない程怒ってる。でもそんな恨みを持つのに、その時に彼を捨てず、そのまま普段は何事も無く過ごしてくれるというの自体が奇跡なのでは。
— 紙野まじお (@kaminohai) December 23, 2013
ダウンタウンの名作コントである「おかんとマー君」は
大阪のおばちゃんにテンプレートが存在するのかと思わせるほどのインパクトがあり
あのコントがあそこまで名作となり得たのも、我々世代の子供時代の共通体験を
ダウンタウンが見事に再現してみせてくれたからだと思う。
そのコントの中でおかんがマー君に
「あんたがおらんかったら(旦那と)別れてるで」と話しかけるシーンがあるのだけど
これをそのまま言われた事のある人は僕の周りではけっこう多い。
中には本当に離婚に至ったケースももちろんあるのだけれども、
言われたこっちとしては「んなもん知らんがな!」としか言い様がないから困る(笑)
恐らくこういう発言の発端というのは、出産・子育て中の非協力なんだろうなと。
「男は仕事、女は家庭」という価値観は僕等団塊ジュニア世代が子供の頃は
まだまだ充分幅をきかせてたように思う。
しかし最近の社会状況はムチャクチャで、国自体がジェンダーロールの設定を
明確に打ち出せてないままズルズルと来ている気がします。
自分が父親になる時に市が主催の「父親教室」なるものに行ったのだけれども
「今や男が家事育児に参加するのは当たり前」という論調だったのが
とても印象的でした。
恐らく、自分の親父世代の人にはこんな事を言うと激怒するんじゃないかと思うほど(笑)
でも時代関係なく、先のツイートの女性はそういう怒りを持ち続けてるわけですから
団塊世代で増えている熟年離婚の原因は主にこれなのかも知れないですね。