他人が作ったサイトを引き継いで管理、というのもけっこう仕事の内容としては多いのです。
「えーと・・・」とざっと中身を見て「うわあ」って思う事も多いですけども(笑)
中には今はもうまず新規制作ではやることのなくなったフレームサイトとテーブルでガッチガチに組んだサイトとかもございます。
行間調節するのにspacer.gifで調整しまくってたあの頃が懐かしい。
Netscape Navigatorでも引っ張り出してきましょうかねw
さて、余談とおっさんの昔語りはこれぐらいにしてと。
自分ではあんま使わんかったんですが、jQueryのライブラリでyuga.jsってがよう使われてましてな。
http://www.kyosuke.jp/yugajs/
サイト制作でよく使う機能をひとまとめにしました!って物で確かに便利そうではあります。
しかし、このyuga.jsの最終更新は2012年2月4日。
5年以上も更新がない、となるともうトラブルの予感しかしない。
マウスによるロールオーバーが動作しない、という報告を受けたサイトにもこのyuga.jsが使用されてました。
調べてみるとどうもブラウザのバージョンアップの際に追加された属性とyuga.jsの記述がバッティングしてしまったのが原因だそうです。
Chromeのバージョン38によるyuga.jsの画像ロールオーバー不具合
http://www.risewill.co.jp/blog/archives/2208
Google Chromeのバージョン38は2014年10月のリリース。
yuga.jsの更新停止から2年経ってるので、時期的には合致します。
これはyuga.jsの中の[currentSrc]という属性の名前を変更する事によって動作するようになります。
this.currentSrc = this.originalSrc.replace(new RegExp(‘(‘+c.postfix+’)?(\.gif|\.jpg|\.png)$’), c.postfix+”$2″); $(this).attr(‘src’,this.currentSrc);
こういう風に書かれている場合
this.currentSrcYuga = this.originalSrc.replace(new RegExp(‘(‘+c.postfix+’)?(\.gif|\.jpg|\.png)$’), c.postfix+”$2″); $(this).attr(‘src’,this.currentSrcYuga);
みたいに[currentSrcYuga]に置き換えると無事に動作するようになりました。
修正する際は一括置換でやりましたが大丈夫でした。