世間が待ち望んでいたかのようなTwitterの賑わいぶりを
僕はなんとなくぼんやりと眺めながら作業をしていた。
自分はXPERIA使いなもので、新型iPhoneに興味はほぼない。
なので「へー、4.7インチと5.5インチかあ。デカくなったなー」という感慨のみで
リアルタイムに実況される新型のスペックを見ていたわけです。
Web制作という仕事をしている以上、確認環境は多い方がいい。
しかし零細個人自営業者に取ってスマホ2台持ちとかはちょっと躊躇する。
嫁さんは「スマホであればなんでもいいが」と拘りが全くないもんだから
ガラケーから機種変する際にはiPhoneを選んでくれた。
もちろん「いざという時のダンナの制作環境」として
ここは私がiPhoneにしといた方がいい、という判断もあったろう。
こういうさりげない内助の功にはいつも助けられている。
そして、128GBの容量が発表された時に僕は思わず叫んだ。
「おーー!!これでもしかしたらiPod Touchも128GBに?」
しかし、iPodに対しての発表はなにもないまま新製品発表会は終了。
アップルはたいてい発表会の直後にはサイトが更新される。
というわけでサイトを見に行ってみると、なんとスマホ対応になっていた。
このブログでも「Appleがなぜスマホサイトを作らないのか」という記事を
取り上げた事があったけども、この方針転換には少し驚いた。
「iPod Touchはないんかー」とiPodのページを開いたその瞬間。
そこに見慣れたアイツの姿は無かった。
あ、あれ・・・・・・??
iPod Classicが・・・・・・ない・・・・・・
なんのアナウンスもなしにひっそりと消すのかアップルよ!
なんという仕打ち!!
Apple Storeからもなくなっているという事はこれはもうガチで販売終了。
iPhone6のスペックだとか防水の有無だとかそんなもんはもうどうでもいい。
現状のiPod Touchが64GBまでしかなくて、新しいiPhone6が128GB。
もうこれはアップルは「音楽もiPhoneで持ち歩いてくれや」という方針に
切り替えてしまったのかもしれません。
iTunes Matchが始まった時からちょっとイヤな予感はしてましたが・・・
「全部ライブラリを持ち出したい」という使い方の自分にとって
これはかなりショックである。
しかし、世の中には同じ考えの人が多いようで
中には第五世代のiPod Classicを256GBのSSDに換装して使ってる人もいたり
512GBのSDXCカードなどが出てきてるので、それなりに道はありそうな予感。
携帯音楽プレーヤーはハイレゾなどの絡みもあり、過渡期でしょうから
これからどうなるのかちょっと様子見が必要ですなあ。
iPhone6はもし嫁さんが機種変するのなら、また触らせてもらう事にしよう。