ここに引っ越して来てから3度目の夏が訪れました。
玄関先にはツバメの巣があったんですが、昨年はツバメは帰ってこず。
へー、そんな事もあるんかとそのまま放置してたんですが、今年の夏になってからその巣に変化が。

なんか木くずとかワラみたいなもんが詰め込まれてるじゃないっすか。
下に鳥の糞もちょいちょい落ちてるのですが、ありゃツバメの仕業じゃないな・・・と。

色々調べてみたらこれはどうやらスズメの仕業らしい。
もともとスズメは軒下とかに巣を作るんですが、最近の住宅設計では軒下ってもんがないものが多い。
なので、このようにツバメの巣を乗っとるケースも増えているとか。

ツバメも来てへんし、まあそれで繁殖出来るんであれば使えばヨロシがな、と思って放置してました。
家から出ようとドア開けたら、バサバサ~と音がしてスズメらしき鳥が飛び去る事もあったんで、そろそろ雛の声とか聞こえるんかな~と。

ところがある時期を過ぎたら、どうもこの巣は無人(鳥)になったようで。
「子育てするには不適格」という烙印を押されたのか、住んでる人間のガラが良くないと思われたのか、どっちにせよこの巣は放置された様子。

ツバメの巣の上に増設されたスズメの巣。そして誰もいなくなった。
それならもう一旦更地にするのが一番スッキリするんちゃうの、って事で撤去を決定しました。

我が家にあった脚立で幸いにも手が届いたので、このようにクリーニング完了。

前の住人の時はツバメがいたのに、自分が引っ越して来てからツバメは来ず。
乗っ取り屋のスズメすら途中で放棄、という事実を並べるとなんや結局ワシが悪いんかい、という感じもします(笑)
なんかもう話の流れが「ミナミの帝王」みたいになっておりますが、とりあえず鳥さんの為のスペースは更地になりました。

これで来年、ツバメが巣だけ作って子育てせずに去ってしまえば、完全に原因は「住んでる人間の質」という事になりそうですw