さて、長女の受験先選びもいよいよ大詰め。
ちょいといっぺん私立も見てみるか、と薫英女学院のオープンスクールに参加してきたんですが、1年間の海外留学費用に驚愕・・
400万円はさすがに・・・って出せる親御さんの財力スゲえなと(笑)

しかし、みんなほんまに流暢に英語を話してるのに、驚きでした。
もちろん、それぞれの努力あっての事なんでしょうけどね。
自分が「私立なんぞ行くぐらいなら留年や」と親に言われて育ったようなモンですから、私立なんて今の今まで眼中になかったもんで・・

薫英女学院のポスター

制服に20万、入学金に20万とホイホイ出てくる金額に目眩しかしません。
世の中のお父さんお母さんってめっちゃ頑張ってんのやなあ・・・・・・

女子校って事で最初はどうも懸念してた長女も、オープンスクールに参加してからはそんなに悪くなさそう、との事でした。
間違ってるかもしれませんが、私立はビジネスって側面が強いからサポートも手厚いのかな、なんて事を思いました。

総合学科:柴島高校の変貌っぷり

次に参加してきたのが柴島高等学校のオープンスクール。

「あ、色んな人がいる」というキャッチフレーズが目に付きます。

ここは自分が高校生だった80年代には非常に評判がよろしくなかったのを覚えています。
1992年に放送された映像メディアでも「不良高校から立ち直った」という記述がありました。
以下は引用。

被差別部落出身者や在日韓国朝鮮人がおよそ2割、授業料免除の適用を受ける貧しい家庭の生徒が三分の一という、大阪府立柴島高等学校。そして同校は「学力の低い不良高校」という評判を過去のものとし、自由と自治と自覚を誇れる学園に立ち直った学校でもある。「一切の差別を許さない」ことを教育方針の第一とした柴島高校の取り組みを伝える。

そして、この後、1996年に大阪府立高校では初めての総合学科として改編されて今に至ります。
・・・・・:そりゃ自分が知らないはずですわ。

オープンスクールの雰囲気は今までで行った中でも一番雰囲気が明るくて、生徒主体で運営されてるようでした。
チラシ見ながら「・・・・これはどこに行ったらええんや?」と悩んでると「どうされましたか?」と即座に声を掛けてくれたのが印象的。

柴島高等学校の選択科目

見てるだけでも非常に興味深い・・・・!
大人になった今だからそう思うのかもしれませんが、「日本史探究」ってどんなレベルでやるのかな?と。
インパール作戦の失敗の原因とか、そんなんやるんかなとか(笑)

長女も大変興味深く、内容を聞いてました。

我が家は夫婦共々高卒なもので、大学の仕組みすらようわかってません。
人の親になって初めて直面する事が多くて、いろいろ面食らってますが、知るというのはやっぱり楽しいな、と。

さて、長女はどこをチョイスして歩いて行くのか。
親父としては楽しいスクールライフを送ってくれれば、とまずは願うばかりです。