2/22は「にーにーにー」で猫の日!・・・・という事らしいですが
この間お空に帰った愛猫の事を思い出してちょっとセンチになりつつも
なんとなくTweetで流れてきたのが
「1999年2月22日はi-modeサービスが始まった日」
という事らしい。
ただの電話機からE-mailやWebサイト閲覧に踏み出した記念すべき日。
僕自身はドコモの電話を所持したのは最初の1年ぐらいで
それ以降はずっと関西セルラー(現au)だった。
auも数ヶ月遅れての1999年4月14日に「EZWeb」サービスを開始。
まだパソコンを持っていなかった自分にとって、このサービスは
E-mail、そしてインターネットを使える様になる夢のようなサービスだった。
当時対応してたのは日立のC201Hのみ。
こいつを発売日にダッシュで買いに行ったのをよく覚えてます。
そういえばi-modeの利点は
「WAP/HDML/WMLを採用せずC-HTMLを採用した」という点。
コンテンツ制作が容易になる、という点ではなんとなく納得できる。
結局、HDML形式を採用したのは3キャリアの中ではauだけだったんだけども
HDMLでの制作は本当にめんどくさかったのを覚えてます。
ただこのドコモさんの独自仕様が、あとあと制作側を悩ませる結果になるのですが。
「世界を見ずに自分とこの顧客のみを見る」
確かにそれも大事でしょうけど・・・・ねえ。
しかし、このi-modeも今や足かせになってる気が・・・
海外でのi-mode展開は最初、鼻息荒かったものの
2007年にイギリスとオーストラリアでサービス廃止以来
各国では軒並み停止に追い込まれています。
日本国内でもスマートフォンが市場で勢いを見せ始めてる昨今。
ソフトバンクに続きauまでもがiPhoneを売り出しているのにも関わらず
NTTドコモの副社長は株主総会で
ドコモはiモードをご利用いただいているお客様がスマートフォンへ移行された際にもiモードで実現しているサービスを提供していきたいと考えているところ、iPhoneではそれが不可能であるため、iPhoneの提供は考えていない。
と、見ようによっては「i-modeさえなければウチも売ってた」と言わんばかり。
そしてスマートフォンのドコモユーザーにi-modeを提供しようと開発された
「spモード」が軒並み通信障害を起こしてしまっている現在、
中の人の一部は「i-modeなんて足を引っ張ってるだけじゃねえの?」とか
思ってる人もいるかも知れませんね。
僕自身はドコモユーザーではないので、使い勝手とか全くわかりませんが
多分各社の携帯サービスはここ数年で見直される時期に来ているのは間違いありません。
(そういえば最近はもうガラケー用サイトの受注もあまりしてないなあ・・・)
しかーし!いかにもNTTらしいと言うべきか
スマートフォン用のサービスとして「NOTTV」をスタートさせるそうで。
http://sankei.jp.msn.com/wired/news/120217/wir12021717280001-n1.htm
「NOTTV」は、スマートフォンやタブレットなどのモバイル端末で、新世代のV-Highマルチメディア放送「モバキャス」を行う日本初の放送局であ る。同局では従来のテレビ放送のような高品質で高画質(画質はワンセグの約10倍!)なコンテンツを、リアルタイム視聴(リアルタイム型放送)とシフトタ イム視聴(蓄積型放送)の2つの視聴スタイルで楽しめる放送サーヴィスを行うという。
これ・・・・もしかしてドコモ機種のみの対応にするつもりなのかな・・・
もしそうならLモードと同じ失敗になる匂いがプンプンするんですが。
なんにせよ目が離せないのが、
「いつNOTTVがコケるのか」という事なのは間違いないです。
ああ、どこへ行くつもりなのかNTTドコモ。