この間、メインマシンの部品をマザーボードから根こそぎ交換。
旧パーツはさすがに13年も前の物なので、ゴミにしかならんやろねと思ってましたが、面倒くさいのを承知でバラでヤフオクに出品。
まあ、買い手がつきゃ儲けモンだ、と思ってたらIEEE1394カード以外はすべて買い手が付きまして。
なんともまあありがたい話じゃないか、とこの間全ての発送をヒイコラ言いながら完了。
それなりの値段になったのでふと思う。
「毎日触り続けて来たキーボードもボロボロやないか」と。
思い返すとそういやキーボードも13年前に組み立てた際に買ってるはず。
その時は確か無線にしたような記憶もあるなあ・・・・
と、保存してあるMixi日記を検索。
すると2008年7月3日の日記に以下の記載を発見する。
キーボード、マウスのプロパティ見ると電波状態ってとこ発見。
「信号精度が低くなっています」
マニュアル見たら、レシーバのボタン押してチャンネル変えろ、と。変えたらグラフ満杯。
よっしゃ、これでいーんか。しばらくして「なんか反応鈍いな?」
プロパティ見ると
「信号精度が低くなってます」
どうやらキーボード、マウスを無線にしたもののこのように非常に不安定だった様子。
Wireless Desktop 3000というのを使っていたようだ。
USBレシーバーを介して接続するタイプだと、この時代ではBIOSの段階で認識しない事にエラい目にあったのである。
それ以来、キーボードとマウスは「有線至上主義」に至ります。
きっと今のBluetoothとかじゃあこんな事もないんでしょうが。
そして2009年3月6日のMixi日記に以下の記述が。
オフィスの帰りにそのままヨドバシ行って
有線のキーボードとマウス買ったったわ。そして家に帰ったらメモリ4G届いてた。
久しぶりにメインPCのフタ開けてホコリ吸ったりした。起動してみると、やはりOSの認識は3.5G止まり。
この時に買った有線キーボードがMicrosoftのWired Keyboard 500。
1000円弱で購入したものを11年間使い続けてきたようだ。
この日の日記に
ウワサに聞いてた東プレのプロユースキーボードも触りました。
やっぱキーボードを押し込んだときの感じが全然違う。
さすがにキーボードに2万円ブチこむ根性はなかったな・・・・
あと、ホットキーとかがまるで装備されてない本気仕様もちょっとなあ・・・・
と、すでに登場しているのが東プレ社のRealforceシリーズである。
この時代のRealforceはWindowsキーすら付いてないガチ仕様でありましたが、11年も経つと製品バリエーションも増えまくり、LEDでキランキランするゲーミングキーボードまで出してはります。
11年間の時を超え、ようやく購入してまいました。Realforceシリーズ。
キランキランするゲーミングキーボードにも一瞬惹かれましたが、ここは無骨なブラックに。
R2-JP4-BKというモデルを購入。
東プレ REALFORCE R2 日本語108配列 静電容量無接点方式 USBキーボード 荷重45g レーザー刻印 かな表記なし ブラック R2-JP4-BK
さすがに1000円で売られていたキーボードとはまず重さからして違う(笑)
こちらはズッシリしていて両手の力ぐらいではズレそうもないぐらいに重い。
そして、メンブレン方式ではなく静電容量無接点方式スイッチ(1つ1つのキーにスイッチが付いている)ならではの何ともソフトなタイピング感。
と、Realforceを実際に触ってみて感じた、というより思い出したのは
「自分が小さかった頃のパソコンのキーボードって全部こんな感じやったよな」という事。
最初のPC-6001は特殊なキーボードでしたが、その後に買ったSHARPのX1もこんな感じだった気がする。
(AKIBA PC Hotlineの記事より引用・転載)
こんな感じのキーの高さ、ね。
それにしてもX1(CZ-800C)が出たのが1982年なのな。
当時はすでにX1CとかX1Dが出てましたが、自分はこのシルバーの中古のX1を買いました。
狭い部屋の中でザナドゥとかやってたわ・・・・もちろんカセットテープ版な。
ボスの部屋に入ったら「カッチン」って音がしてデータロードが始まるんだよw
きっとあの時代のキーボードって、どのモデルも今のんとは違ってちゃんと作られてたんやろねえ。
さすがに店頭販売1000円のようなシロモノではなかったはず(笑)
今回の買い物は自分にとって大正解。
なんといってもタイピングが楽しいし、何よりタッチが独特で柔らかいのでとても楽。
やっぱりアレやね。「道具には金をかけなさい」って事なんでしょうなこりゃ。
このRealforce、これから死ぬまでコイツで行けたらいいなあ。