手持ちのエレキギターの中で一番古いのがFender Japanのサンバーストのやつ。
シリアルナンバーを見るとどうやら1995年に作られたものらしい。
ボディはアルダー、指板はローズウッド、そしてピックアップはテキサススペシャル。
しかもこれ、自分で購入した覚えがない。
どういう経緯で家に来たのかは忘れたけども、参加していたバンドの人からもらったような・・・
各種ポットや内部配線、ブリッジをチタン製になどなど様々な改造を経て今に至ります。
その間、フレット交換もすり合わせもなしで今まで来たせいかそれなりにズダボロになってきました。
で、フレット交換するなら今年販売開始されたフェンダーの純正ネックに交換したれと。
いっその事、アールの少ない指板のツバ出し22フレットに。
発注は完了しているんですが、なかなか人気らしく届くのが年明けになるそうで。
どっちにしろ届いたらペグを付け替えた上に、ナットに溝を掘ってもらわなきゃなりません。
で、ちょうどボリュームポットとピックアップセレクターにガリが出てきたのでここらで大改造や!と。
- ペグを赤い方のストラトに付けたゴトーのロックペグに交換
- ピックアップセレクターとボリュームポット(8クリック付き)に交換
- トレモロのスプリングをRaw Vintageの物に交換
と、ここまでの部品考えた末に、そうやピックアップ交換してみよと思い立った。
過去、布袋モデルに搭載したEMGがすごく良かったんで、それにしよかな思いましたがやっぱ電池交換面倒くさい。
パッシブタイプでなんぞ評判いいのないかな、と色々調べてて浮上したのがリンディフレーリンというメーカーの物。
色んなタイプのストラトキャスター用のピックアップがありますが、Real 54’sというのを選びました。
ローズ指板なのになぜに54’sを?とお思いでしょうが、ここはなんとなくのフィーリングですw
ピックアップカバーはエイジドホワイトをチョイス。
直輸入だとそれこそピックガードにマウントされた状態で購入出来るんですが、今回はサウンドハウスでセットを。
センターピックアップはリバースワイヤリングって事らしいっすわ。
まずはポットとセレクタースイッチを交換。配線はいつものベルデンのクライオ処理されたもの。
ピックアップを取り外すと高さ調整のゴムが完全に劣化してぱっきぱきになってました。
そらー25年も経っとるわけやしなあ。
25年弾きこんだテキサススペシャル。
・・・・これって誰か欲しかったりするんだろうか。一応劣化したゴムも含めて置いておく事にする。
ここからはルーペを使っての作業となる。
すべて配線完了した後、テスターとドライバーでコンコンというアナログな手法で動作確認。
ゴトーのロックペグの取り付け・調整、弦高とオクターブチューン、そしてピックアップの高さと音量調節、スプリング調整と、なんやかんやで合計6時間ぐらいかかりました。
付いてたステッカーをドンと貼って、サンバースト君の仮出所完了。
ネックが届くまでに組み上げてしまいましたので、また音も変わってまうんでしょうけども、今の段階でヘッドホンで聴いた限りではかなりハイが上がってヌケが良くなった感があります。
さっそくこの週末のライブで使ってみますかな!