どうやら次のXperiaも「お札型」になりそうなので長年のXperiaとのお付き合いをやめる事にしました。
ケツポケからお札がはみ出てるっていうのはどうもなあ、と。
Xperia UL → X Performance → XZ1と3台使ってきましたがやっぱり縦長は個人的にダメ。

色々と検証した結果、新しいパートナーはGoogle自身が出している端末のPixel5になりました。

Pixel5の良いと思うところ

サイズ感が絶妙

巨大化が進む最近のAndroid端末の中で、自分で許せる大きさの端末がもはやこれしかありませんでした(笑)
特にXperiaはXZ2以降、どう見ても迷走としか思えなかった故に「次こそはええ感じになるはず」と待ってたのだけどアカンかったようです。

左、Pixel5。右、XPERIA XZ1(SOV36)

正直、サイズはXZ1の方がデカいんですがベゼルレスのPixel5の方が画面は大きいという事に。
ただパッとみてどっちが上かわからねえ、という難点が。
この写真も右下にインカメラのパンチホールが見えているので撮影する際に気付いてなかったんでしょう(笑)

サイズ感としてはこれが正直上限ですね。

OSのアップデートが3年間保障されている

結局はやっぱりOSを製造しているとこが作った端末が一番ええのかも、と思ったのがこれ。
機種変してから2日の間に3回もOSの修正アップデートが降ってきてました。
それぞれのメーカーが作ってる端末は1回ぐらいはOSメジャーアップデートがありますが、早々に打ち切られる事も。
ルートが取れた時期はそれこそいくらでも改造してどないか出来たんですが、X Performance以降ルートを取ることも出来なくなってましたしね。。

SoC性能を下げる代わりにメモリを増やすのは好印象

Pixel5のSoCはSnapdragon 765Gが搭載されていて、ハイスペック機に搭載されている「8」シリーズから1段階落ちます。
これがなかなか不評みたいですが、ペリアの発熱→カメラ落ちるを体感してきたが故に8シリーズはあんまり印象良くなかったんですよねえ。

そないぐりぐり動くようなゲームはスマホではやりませんし、個人的には充分。
その代わりRAMが8GBなのでXZ1に比べて倍増されました。

Googleはこの「スペックダウンではないのか?」という問いにこうコメントしています。

今回の新端末では、新技術である5Gを絡めて、Googleのサービスをより多くの人に使っていただきたいと考え、異なる価格帯で、機能のバランス感を調整した2モデル(Pixel 4a(5G)とPixel 5)を用意した次第です。Pixel 5はより多くの人に使っていただきたいという観点から、(あえてミドルハイレンジ向けの)Snapdragon 765Gを採用しました。

とてもよい戦略やと思います。値段も下げれますしね。
実際、値段も7万弱とちょうど良い価格。XPERIAのフラグシップモデルなんて12万とかですからな・・・

バッテリー容量も4,080mAhとXZ1の2,700mAhからはかーなりアップ。
確かに全然減りませんわ(笑)

カメラの性能にびっくり

この3年間、スマートフォンはどこもカメラの性能をアップするのにシャカリキになっておりました。
XZ1に比べてカメラはそれこそ段違いの進化を遂げました。
デュアルカメラが搭載されていて、自分に取ってはもはやオーバースペックです(笑)

オートで撮影した物。自動的に夜景モードになってました。

今までと違ってる事(慣れなければならん事)

外部SDカードが使えない

正直Android機のトラブルはSDカードの質に左右されている事も多かったので、OSの製造元としてはそんなもんに左右されたくないのはわかる気がします。
iPhoneが最初から外部ストレージに見向きもしなかったのは、余計なトラブルを外的要因で引き起こしたくないからでしょう。

ま、このPixel5は128GB。
64GBのXZ1を使っててもなんの問題もなかったのでこれは大丈夫でしょう。

通知LEDがない

ガラケー時代から通知LEDの色とか点滅具合で「あ、これはメールか」とか設定してきただけに、通知LEDがない端末を持つのは初めてかもしれない。
画面を付けなければ何が来てるかわからないってのはちょっと不便かな、と今は思います。

これもいずれは慣れるんかもしれません。

イヤフォンジャックがない

USB変換アダプターをつけりゃ使えますが、正直XZ1にヘッドホン挿した覚えもないので問題なし。
Bluetoothヘッドフォンは途切れたりするのが面倒くさいけど、最近の機種は改善されてんのかもね。

自分に取ってはこれはあんま問題にならないかなあ・・

たった一つ、残念な事

DisplayPort Alternate Modeに非対応

これはUSB Type-CからHDMIに映像出力が出来る機能。
これが出来ればライブ配信の際のカメラとして、Atem Miniに挿せる!と思ったんですが・・

Pixel5のSoCのSnapdragon 765Gはこの機能をサポートしてるんですが、Googleは今までの端末全てこの機能を搭載していません。

この機能が使えるAndroid端末はこちら。
https://wifinomori.com/displayport-alternate-mode/

XPERIAはXPERIA 1以降でサポートしている様子。

GoogleはもしかしたらChromecastを売るためにこの機能を意図的にオフにしてるのかも(笑)

これ以外は満足しています。
まだ環境移行は完全に済んでませんが、OSのサポートが続く3年間はコイツを使い倒そうと思います!