今回はGEKOでの配信ではなく、いつもスペースジオンで一緒に演奏しているVo,MAOちゃんのライブ配信。
ゲストとして配信に呼ばれた際に、即座に自分達の機材を全部持って行くのでと返答する(笑)
実験出来る機会を逃すはずがない。ましてやスタジオからの配信は初だ。

しかし自分達のYoutubeチャンネルではなく、他人様のチャンネルで失敗するわけにはいかぬ。
しかもレンタルスタジオからの配信なので設営→演奏→撤去を時間内で納めなければならない。
なので、自宅で出来る事は全てやっておかなければ。

OBS内でのグラフィックやワイプでの仕込みなどなどを行いつつ、今だ着手出来てなかったATEM miniの自動スイッチングに挑む。

結局、自動スイッチングはATEM mini単体では出来ない事が判明。
付属のコントロールソフト「ATEM Software Control」でマクロを組んでいく。
ポーズを秒単位で挿入しながらカメラを切り替えていく、というとても簡単な作業でした。
ここで最後に1カメラに戻してからマクロの記録を終えておくのがミソ。
でないとループが不自然になるからである。

後はソフト上で作成したマクロを選んで実行するだけで自動スイッチングが開始される。
この際、エンドレス指定をしておかないとループしてくれないので注意。
ずっと回しっぱなしでもいいかとは思うけど、出来ればポーズ時間が違うマクロを組んで切り替えるなどの工夫をしても面白かったかなあと。
あと、マクロが回ってる最中でもATEM mini本体ボタンをいじってもちゃんと反映される。
トランジジョンの秒数とか切替エフェクトを切り替えても問題なしでした。

さあ、本番の日。果たして出来るのかオイ!

スタジオロビーとスタジオ内にてまずはアップロード速度のチェック。
100Mbps以上出ている。全く問題なし!

機材面について

AKGのコンデンサマイクC214を初使用

この日はMAOちゃんのメインマイクにコンデンサマイクを使用しました。
買ってしまったんですよいよいよ(笑)ボーカルでもないワシがw
いつも使ってるダイナミックマイクとのバランス取りがちょっと難しくて、配信されたアーカイブを見るとどうも自分の声がデカい。
これは一度配信前に録画してから確認すればよかったんだが、今回ちょっと余裕がなかったもので。

アーカイブを見直すとやっぱり空気感もきれいに出るなあ、というのが第一印象。
これは導入して大正解やったと思います。

ZOOM Q2nのみ少しだけ映像が遅れる問題

引きのカメラには相変わらずZOOM Q2nを使っているんですがこのカメラだけ映像が遅れてるのが確認出来ます。
前もTideからの配信時にこの問題は発生してましたが、あの時は15mのケーブルとリピータを使ってたからかなと思ってたんですわね。
今回は全て3mケーブルでリピータは不使用でした。

これはメーカーも機種も違うカメラ使ってる時点でアカンのやとは思いますが(笑)
さすがにAtem Miniでこれを調節出来る機能はないやろなあと。

後でZOOM Q2nのカメラ設定を見るとこのカメラのみ24fpsで設定していた事が判明。
出力の際はどうなってるのかまでわかりませんが、カメラの映像設定は全て合わせておくべき、でしょうね。
これは次回に持ち越しです。

演奏面について

やはり不慣れなオペレートしながら演奏というのは難しいですな(笑)
なんもかんも余裕で状態を把握出来る、という域にまで達していればまた違うんでしょうけども。

ただ2時間の配信はとても楽しかったです。
今回はルーパーをいつもより多用しましたが、正直ポカした曲がありました(笑)

今回配信されたのはこちら。

補足

Restream経由でFacebookライブをする際の注意

RestreamでFacebookで配信を始めてから、MAOちゃんが自分をタグ付けしようとしてくれたんですがスマホからは出来なかったようです。
そもそもスマホからはタイトルも説明文も何も変更出来ないのですな。

帰ってから調べてみると、ライブ配信中の動画をPC上で右クリックすると以下のメニューが出ます。

「ライブ動画を編集」という項目が見えます。
これをクリックすると「Live Producer」というWeb上でのアプリが起動するんですが、そこからだと投稿タイトル・投稿テキスト・タグ・チェックインなどの変更が可能です。

なので、ライブ配信開始後に誰かをタグ付けやチェックインなどを使う場合には、ブラウザでFacebookにログインしておく方が便利だと思います。

次のGEKOの配信の際はこれを使おうかと。
大阪、4/21まで時短営業が伸びたので次回(4/17)のライブも閉店後配信が確実なのね(´;ω;`)

配信途切れの原因が今ひとつ不明

今回、配信途中でRestream側で中断されたらしくFacebook,Youtubeどちらのアーカイブでも途切れが発生。
配信直後に来るRestreamからのメールも2通に分かれていた。
OBS Studioでのドロップフレームは0。

と言うことはエンコードされたものがRestreamで向かう時点で何かトラブルが起こった、のか。
今回はスタジオのWi-Fiアクセスポイントを使って配信したんだが、仮にWi-Fi切れた所でRestreamって再接続するんかいね?

このスタジオ、一応スタジオ内にLANジャックがあるって事を聞いてたんだが見つからなかったので、今回は無線で配信をしたんよねえ。
なんせ時間が押してたもんで(笑)

Restreamで配信テストしてる途中にLANを無効にしたらどうなるのかをチェックしてみようかと思ってます。
それで同じように再接続してメールが二つに分かれるのであれば、一時的に回線が切れたという事ですしね。