ここ最近のGoogle検索結果をウォッチしているとイベント関連のリッチリザルトが日本語でも表示されるようになってるのを確認。
Google検索セントラルの「イベント」の「ご利用可能な地域と言語」では
イベント検索機能が利用出来る地域と言語にはまだ日本語が含まれていない。
今年に入ってすぐぐらいにWeb制作に関わったイベントスペース「スペース・ジオン」の検索結果では
とこのように検索結果の下にイベント一覧がリンク付で表示されているが、いずれもイベント単体ページではなくトップページにリンクされているのがちょっと気になる。
ただ、こういう風に「一番近い日のイベントの日時とタイトル」が自動表示されるのは、イベント会場のWebサイトでは確かにありがたい。
このサイトはWordpressで構築したのだけど、残念ながらWordpressは単体では構造化データの構築が出来ない。
なのでテーマ本体が対応していればベストなんだけども、そうでなければプラグインにて対応する事になる。
ここのサイトのイベント関連はプラグイン「The Events Calender」を使用して構築している。
イベントの入力項目がやたらと多いので、最初はめんどくせえと思ったのだけども、それが全て構造化データのタグに変換されて出力されるみたい。
さすがはイベントカレンダー関連のプラグインでは圧倒的な人気を誇るプラグインなだけはあります。
一覧表示をショートコードで出力したい場合には有料になるなど、その辺はきっちりとマネタイズされてますが(笑)
イベントカレンダープラグインの構造化データ対応状況
過去に使った事のあるイベントカレンダー関連のWordpressプラグインの対応状況を調べてみるとやっぱりまちまちなようで。
で、イベントカレンダー関連でまともに使えるものってやっぱり海外の有料プラグインになってしまうから、日本語表示に適した物に修正するのがそれなりに大変だったりする。
Time.lyの「Events Calender」は残念ながらイベント構造化データは未対応。
シンプルで使いやすい、そして何より日本語の設定画面がありがたい「XO Event Calender」も未対応。
よく見かけたけど使った事のない「Modern Events Calender」は構造化データに対応している。
検索結果にイベント関連のリッチリザルトが出てくるようになってきたのであれば、この辺りの見極めも重要になってきそうです。
リッチリザルトテストページを有効利用しよう
Googleは「リッチリザルトテストページ」を一般公開していて、公開されてるサイトであれば誰でもチェックが可能です。
なので、「これから使いたいWordpressテーマやプラグインがある」みたいな時はデモサイトなどをこちらでテストすればOK。
どんな構造化データの種類が含まれているかが簡単にチェックが可能です。
Googleは検索結果をユーザーに使いやすくするために心血を注ぐ企業なので、どんどんこれから機能が追加されると予想されます。
なので、サイト構築の際は構造化データの有無もしかり、更新していく際にいかに手軽にそれらを追加出来るかも大事になりそうですね。
「Google検索セントラル」の「サイトの検索結果機能を有効にする」を見ると出来る事が多すぎて、頭がパンクしそうです(笑)
サイト設計の際から「何をどういう風に拾って欲しいか」を明確にしなければいけない、って事ですね。