SmartNewの号外でジェフ・ベックが亡くなった事を知った。
78歳、という事でかなりの高齢ですし仕方ないかな、とも思うんですが、80歳でも元気なポール(マッカートニー)を見てると、その辺の感覚がおかしくなってしまうんよね。。

それにしても3大ギタリスト(ジミー・ペイジ、エリック・クラプトン)の中でジェフが一番最初に亡くなるとは。
寂しいな、というのが正直な気持ちです。

自分自身、ジェフ・ベックはレコードやCDよりも映像で見た想い出の方が強いギタリスト。
買ったCDは「ブロウ・バイ・ブロウ(1975)」と「クレイジー・レッグス(1993)」のみ。
まともにコピーしたのは「哀しみの恋人達」ぐらいしかありません。

「ブロウ・バイ・ブロウ」も20歳ぐらいの時に買って聴いたんですが、正直思ってたのとは違ってて、20年ぐらいしてから改めて聴いたような。
「クレージー・レッグス」はリアルタイムで買って聴きました。それも「あのジェフがロカビリーのカバーアルバムを!」というので買ったのみ。
内容はまさに趣味的なアルバムで、ジェフの生粋のファンからはあまり評判が良くなかったような・・

でも、思い返すと要所要所でジェフがギター弾いてる姿を見てるんですよね。

あの軽井沢でのサンタナ、スティーブ・ルカサーとの共演が1986年。
ちょうど自分がエレキギターを手にした時期にテレビであの番組を見てました。
黄色いストラトを指で弾きまくるジェフの姿をとても覚えてます。
異様にはしゃいでたスティーブ・ルカサーも(笑)

次に覚えてるのは、2009年に演奏の仕事(客船の中での演奏)で釜山に行った時の事。
船内のテレビで流れてたのが2007年の「ライヴ・アット・ロニー・スコッツ・クラブ」でした。
ジェフよりもベースのタル・ウィルケンフェルドに「スゲー!カワイイ!」とみんなで言ってた記憶があります(笑)

このライブ映像の最後の曲は「Where Were You」。
ストラトキャスターという楽器を隅から隅まで知り尽くさないと出来ない演奏に感動しました。
ボリューム奏法も、そしてあのシンクロナイズド・トレモロで音程を取る、という離れ業も(笑)
自分も同じ楽器を弾いてるだけに「どうやったらあんな事出来るようになるんや・・・」とそれこそ口をぽかーんと開けて見てました。

その次に見たのは2011年の「ライヴ・アット・イリディウム~レスポール・トリビュート・ライヴ」の映像。
これを見たのはそれこそ2年ぐらい前なんですが、若い頃に「クレイジー・レッグス」を聴いた時のジェフのマニアックさを映像で見れたのが感動でした。

もうめちゃめちゃロカビリアンなギターを披露してくれるジェフに感動でした。
スラップエコーの再現度も恐ろしいほどマニアック。
このライブはそれこそ曲毎にギターを交換してて、それぞれピッタリなサウンドを出してて最後までとても楽しめたのでした。

きっちりとコピーなどはしたことはなく、もちろんライブにも行ったことはありませんが、
「エレキギターという楽器を知り尽くしていた」人、というのが自分のジェフ・ベック像でした。

それにしても・・・・誰にでも死は訪れる、って事を実感してしまいますね。
寂しいですが、受け入れるしかありません。安らかに。