ハナモゲラボ / 試行錯誤の実験人生

日々、PCや各種デバイス、楽器等に翻弄されながら電脳の森をさまよう男の日常と様々な実験をさらりと記しております。

忘れてはいけない、だけど忘れる事が出来るのも人

March 11 2014

朝から髪を切りに美容室へ。
昼過ぎに美容室を出た後、電車に乗って家路につく。
前日に申し込んだauお届けサービスによる交換機体がすでに届いてるらしく
帰宅してすぐに車に乗り込んでショップに向かった。

途中、娘に何かDVDを借りてあげようと立ち寄ったレンタル店にて
「黙祷をささげましょう」というアナウンスが流れる。
14:46。あの忌まわしき東日本大震災がちょうど3年前に起こった時刻。

どういう巡り合わせかわからないが、3年前のあの日も
ちょうど僕と嫁さん、そして娘はこのレンタル店にいた。
普段は見ることのないカーナビのテレビを立ち上げて、
事の大きさに天を仰いでたのをよく覚えてる。

大阪に住む僕たちには直接的な被害はなかったこの震災。
しかし19年前のあの阪神・淡路大震災を経験しているので
今までの風景、そして大切な人達が消え去る痛みはわかっているつもりだ。
あの震災の二日後、西宮に車を止めて三宮に住む友人に水を届けるため
ガス臭のする中、瓦礫の中をずっと歩いていた時のなんともいえない気持ち。
「まだ二人埋まっています。お願いします」と瓦礫に貼られた張り紙。
横倒しになった阪神高速を真横に見てもまったく現実感がなかった事など
想いだそうとすればいくらでも思い出せる。

神戸に住んでいた時にいつも歩いてた六甲道駅のガードが落ち
利用していたレンタルビデオ店がビルごと倒壊してた光景は
楽しかった神戸での想い出を打ち壊すには充分だった。

だけど今、車でこの辺りを通ったり電車でこの駅を通る時の風景は
あんな震災などなかったかのような風景。
たった、と言えば怒られるかもしれないがたった19年で神戸はここまで復興した。
普段の暮らしの中であの時見た光景を思い出す事も少なくなり
改めて人間の「忘れる事の出来る」能力に感謝する事も増えた気がする。

忘れてはいけない出来事、だけど忘れる事が出来るのも人間なのだから。

失ったものの大きさはもちろん人それぞれだけども
前を向いてみんなが生きてゆくことが出来るならそれが一番いい気がする。

いつかはこの出来事がみんなの中から良い意味で消え去りますように。
そんな事を願った僕の3.11という今日でした。

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