ついこの間、Fireworksの事を書いた矢先にこの発表。
Adobe、Web画像ツール「Fireworks」終了へ
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1305/07/news030.html
ITMediaさんの記事によりますと(以下引用)
米Adobe Systemsは5月6日(現地時間)、Webページ向けグラフィックスツール「Adobe Fireworks」の開発終了を発表した。同日発表の、6月に予定されているCreative製品のアップデートにFireworksは含まれない。
Creative Cloudへの移行に際しては、Fireworks CS6として提供を続け、バグ修正やセキュリティ関連のアップデートは継続する。
開発終了の理由は、Photoshop、Illustrator、Edge Reflowなどの他のAdobe製品との機能の重複が年々増えていることや、Web向けツールとして、従来よりもモジュール化したツールを提供する方針にシフトしてきていることという。
2005年にMacromediaを買収した際に、いつかこんな日が来るとは思ってたけど
こういう形での終了とは思いませんでしたねえ。
開発終了、とアナウンスされてはいるけれども
各人で捉え方はそれぞれ異なるようで、バグ修正とかセキュリティ関連の
アップデートはそのまま継続するみたいなので、大丈夫なんじゃねえ?って人や
「うちの会社、全部Fireworksなのにー!」と途方にくれてる人などなど
なかなかWeb関連は賑わっていた様子。
この前のエントリーでも書いたけれども、自分は最近ほぼ使ってなかったので
「あ、そーなの。あらー、長いことお疲れさんやったねえ」
って感想しか正直出て来ません。
それよりも今後、Adobeが
「スタンドアローンでのアプリケーション販売はしない」って事の方が
自分には時代の流れを感じずにはいられません。
Creative Cloudは月額5000円で全部のアプリケーションを使えるサービスですが
Adobeもここに来て「確実な月額の定期収入」が欲しいんだな、と(笑)
正直CS4以降のアップデート内容って、そんなに目新しさがなかったですし
「高いねん正直」って気持ちの人もけっこう多かったですしね。
自分もCS5.5の段階で、何が新しくなっとんのか全然把握出来てませんし
普段の仕事も「CS6がなくちゃ困る!」なんて思ったことないですから。
「もうこのままでいいわ。買い替えめんどくさいし」っていう
気まぐれなユーザーを相手にするよりは、月額5000円を確実に狙う方が
このご時世に合ったビジネススタイルなのかもしれませんね。
マイクロソフトもいずれOfficeのパッケージ販売をやめてしまうのかなあ。
自分に取っては「仕事道具」を提供してくれてる所なので
そりゃ潰れてもうたらめっちゃ困るわけですし、がんばってほしいですね。
あ、僕ですか?
しばらくCS5.5を使い続けますよ。
困った時にAdobeのサイトに行って5000円払ったらいいわけですからね(笑)